砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

安田記念の簡単な予想

ロゴタイプ

イスラボニータ

△グレーターロンドン

スローを想定して前へ行きそうな馬は山ほどいて、それなら壁の不足はないはずだからイスラボニータが2着まで差しきれる。

内からはサンライズメジャー、コンテントメント、クラレント、ブラックスピネルなどがビュンビュン飛んでくるだろうが、出脚の速さでロゴタイプを凌ぐ馬はおらず、ロゴタイプを制して速いペースを刻んでやるぜ!という気概を持った馬もいない。コンテントメントがペースを刻んだ所でたかが知れたものであるし、そもそも香港の馬が日本のマイルでハナを切れるものかと。

Danehillが幅を利かせる香港マイル戦線においては気性の扱いがクソ難しいはずであって、目一杯出してからフワッと折り合いをつかせてスローというアホな競馬をする土壌はない。ソッと出して二の脚でサラサラサラ~と逃げ争うのが関の山。モレイラの競馬ぶりからしてもそんな風である。

なので他の逃げ候補はロゴタイプ先頭のスローを望むはずなので、迎え入れる体制が出来上がっている状態。迎え入れてなお上手くプレッシャーをかけて・・・という馬も騎手もいないのだから万全だろう。

グレーターロンドンはかなりの面白配合であって今までの好走ぶりもフロックではない。母父ドクターデヴィアスディープインパクト産駒が連勝するというのが既に面白い話であって、母母オールフォーロンドンがDanzig×4分の3Blue Larkspur+Prince Johnなのも最高。ディープのマイラーとしては高性能である。

ただ良くも悪くも脚の質がショウナンマイティ的。ズバッと切れるけれど外回り向きの小回り脚で、可能ならば阪神内回りのマイルを大外からぶっ放して欲しい。福永とのコンビはそんな風に見るべきかと思う。

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