砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ペプチド伸びきらず。




でも楽しかったからいいか。






スタートとともにイン勢が飛び出す。
その中で1枠1順1番人気のキズナは後ろに控えた。

外からはペプチドアマゾンが伸びてくる。
そのまま先行勢に加わり順調に位置を保つ。

トップはアポロソニック
飛び抜けたアポロ。少し離れて内に控えるペプチド。
位置は良い。だが後方外にロゴタイプが来ている。

ここでメイケイペガスターが道半ばにして伸びてくる。
伸びる、伸びる。トップに立って更に伸びてゆく。
アポロソニックはそれに続く。

ケヤキの向こう側。
またグルリとコーナーを回って長い直線に入った。

粘るメイケイペガスター
しかしアポロが一歩前へ進んでゆく。
少し後ろの先行勢が2頭を飲み込まんと足を伸ばしてきた。

その中にはペプチドアマゾンがいる。

先行勢が伸び始める中、大外に構えていたキズナは伸びない。

まだ伸びない。

伸びない・・・



トップ集団は先行勢そのままに形成された。
その中でペプチドが伸びる。伸びる。
先を往くアポロ、メイケイを捉えんとジワジワ、ジワジワ・・・伸びる。

俺は大興奮だ。「こりゃ3着はいける・・・!いけるぞぉ!」

しかし一気に伸びる馬一頭。エピファネイアだ。
先行勢の横を素通りしてゆくその末脚。ぐぬぬぬと唸る。

しかし3着は固い。ペプチドの伸びは続いている。
勝った、と興奮に酔っていた、しかし、その時である。

キズナが伸びてきた。恐ろしい末脚がグググッと力強く。

大外から伸びるキズナ。先行勢をエピファネイアよろしく素通り。
そのエピファネイアをそのまま追う。

そして二の足を持ってアポロソニックがまた伸びる。

キズナの伸びは止まらない。勢いそのままに大外から抜けた。
無理なく温存されていたその足は一気に開放されてズバッと駆けていく。
先頭に踊り出るキズナ。それを追うエピファネイア

外から差す、外から追い込む。エピファネイアキズナが大きく抜けた。

その内にペプチドアマゾン、ロゴタイプ、アポロソニックが控える。
先行勢であったこの3頭の二の足争いがそのまま3着争いとなった。

1着、キズナ

2着、エピファネイア

そして3着、写真判定
ハナ差でアポロソニックが制す。

4着、ペプチドアマゾン。

5着、ロゴタイプ



3、4、5着は全てハナ差での結果になった。









うーん。良いレース展開だったんだけどなぁ。

アポロソニックの地力がすごかったね。
あれだけ足を使っていてなお最後まで伸びきる。

平均ペースながら縦長の展開。
先行馬は足を溜めながら位置をキープ出来てたから
距離に不安のないペプチドには最高の形。

残る要素、二の足。これが残ってなかった。


「適正距離に不安がある皐月賞勢より京都新聞勢だ!」


ていうのが俺の読みだったから一応当たっちゃいるんだけども。
京都新聞2200、これの1着がキズナ、2着がペプチド。
キズナが1着、ペプチド4着。間違っちゃいない。

問題が東京2400、青葉賞2着のアポロソニックが来たことよ。
同じ舞台と言えども所詮は青葉賞、と思ったのが間違い。

でも青葉1着のヒラボクディープは13着に沈んだから半々ってところか。


ペプチドが勝つ可能性ってのは
「距離適正によって高人気馬がズルズル馬群に飲まれる」


てのが絶対条件だった。
1~5番人気。ヒラボクは青葉1着だから問題はなかっただろう。
となるとコディーノロゴタイプエピファネイア、この3頭。

ところがコディーノしか飲まれてくれなかった。

やっぱ希望は
コディーノロゴタイプエピファネイア、うち2頭着外へ。
ヒラボク、地力かなわず着外。

的な感じだった。


キズナは・・・考えたこともなかった。

だって距離不安もないしさ。人気も十分じゃん?
複勝オンリーの俺が買う要素ゼロだもん。
だから思考の外。「着外はないなぁ」ってくらい。


だから着内馬はまずキズナが来る。
そしてコディロゴエピファのうち1頭。
そしてペプチド、て考えさ。

1着2着は有力馬。でも3着に波乱があって欲しい。


そんな買い方。


13番人気、オッズ109.8。複勝は9.8~13くらい。
そんなペプチドが4着。


前回は5000円ついた連複を判定で逃して
今回は1000円はつくであろう複勝をまた判定で逃した。


クビ差からハナ差、徐々に近づいてはいるんだけども。


[fin]