砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

エプソムカップ回顧

なんだかんだで間違いはしなかった。買えばよかった、とは思わないが。


ダークシャドウは直線で不利があったのだけどもう一度伸びて来た。

なかなか見過ごせない馬かもしれない。

強い競馬はタマモベストプレイだね。

1番 5番 4番 10番 3番 13番

ディサイファ マイネルラクリマ ダークシャドウ タマモベストプレイ ダノンヨーヨー マジェスティハーツ

馬場はフラットでロスのない内が有利。

つまりそれは内枠先行~内差しが有利ということになる。

13番マジェスティハーツは最後方から最内を差した。

そんな追い込みが届く馬場でもないし、それだけの瞬発力もない。

ジャスタウェイの非凡さはこういった馬場でも当たり前のように32秒台で持ってくること。

サクラアルディートとシルクアーネストが33秒1で上がった中、ジャスタウェイは32秒7。

最内をロスなく差したとは言え、秋天やDDFの結果を見た後ではわかりやすいほどに非凡であろう。

アーリントンカップなんかを見ても渋い馬場での追い込みはサンデー系とは思えぬ力強さで、

その上でハーツクライらしからぬ強烈な瞬発力を持ち合わせているのだから化け物すぎる馬である。

でも良馬場じゃたやすく崩れるはずなんだよねぇ。

ハーツクライの鬼門である「速い馬場」「マイル」ならジャスタウェイを馬券圏外まで持って行ってくれるのではないか、と。

そう願った安田記念。あぁ、雨だなんてつまらない。でもグランプリボスが盛り上げた。

グランプリボスにも見られたノーザンテーストの底力がタマモベストプレイにあったのかもしれやせん。

途中で脱線したけどね。うん。

上位陣はみんな内枠or内差しだったわけで、7着にしても2番のタムロスカイなのです。

ワンツースリーフォーファイブ、と内枠無双だったのです。

昨年にしてもワンツースリーが好走しているわけで、

そこで13番のジャスタウェイが絡んだのは傾向を狂わせる迷惑な好位・・・行為であります。

また脱線した。

で、そういう内枠有利の展開の中、外から先行勢に取り付いてそのまんま伸びたのがタマモベストプレイである。

これもまた例年の傾向を狂わせる迷惑な行為で、次走にゃ期待が持てる。パフォーマンスを発揮できるのは千八あたりなのだろう。

でも現代競馬でノーザンテースト馬がどうこう出来る機会は少ないはずで、

今のままではピークを過ぎたトーセンジョーダン程度の評価しか出来ないだろう。

それでも秋にまた新たな一面を見せてくれるはずだ。スピードの上積みがあれば色んなレースで悩ませてくれる。

マジェスティハーツは1800mもこなせるのだろうが馬場が厳しかった。

ハーツクライ産駒に2000m→1800mの距離短縮で成果を求めるのは一般論として難しく、

前走が新潟大賞典なのだからなおさら。新潟2000mは中距離においてはハーツクライがよくよく活きる舞台。

また土曜日はディープが走っているのだから翌日にハーツが走る道理はない。

次走がどうなるかは分からないが・・・アタマから買える機会は少なそう。

それこそオールカマーを穴気味に狙うか、AR共まで待つか・・・。

金鯱賞なら内枠先行必須だろうし、ジャパンカップは外差し天国で届かない。

あとは有馬記念か。ハーツクライにしても中距離的だから有馬は届かなさそうだし、G1の器でもなさそうだし。

でもメンツ次第では届くだろう。オーシャンブルーでさえ届いた。

オーシャンブルー・・・中山金杯なんてのも悪くない。

続くAJCCなんかもね。日経賞阪神大賞典

夏なら・・・七夕賞新潟記念?悪くないな。

[fin]