砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

エリモトゥデイに思うこと

ちょっと時間を置いて、またエリモトゥデイについて考えている。大抵のアイディアは沈没していくわけだが、とりあえず言葉にしておかねばもったいないし、何かしら出てくるかもしれない。

ディープブリランテ

Blue Larkspuの扱いが難しいのであれば、その道の達人に任せりゃいいじゃん。そんな考え方。

Wild AgainにオーソドックスなLyphardを絡めるというのはジャスタウェイと同じパターン。加えてMiswakiによってMr. Prospector×Buckpasser×Princequilloをまとめられる。このあたりの鈍重を如何に速く出来るかが重要であるから、まずまずベターなところだろう。

しかしディープブリランテからすればNative Dancerのアウトが欲しい。

Video=Caerleonワイルドラッシュのいずれかを引くことは特別な悪影響とされない。だが両方を引いて、それ以外の要素としてMr. Prospectorがある。これは許容し難いものがある。

サンデーLyphardというのはHaloの好表現であり、Native Dancerを床に敷いておかねばならない。「4分の1アウト」を以って「4分の3」を最適化することが重要であり、「4分の1Native Dancerアウト」とは、「4分の3Native Dancer」の影響力を削ぐ狙いがある。

セダブリランテスの様な配合がベストだろう。

クロフネ

事なかれなエリモトゥデイの良さをそのまんま引き継ごう、という狙い。

相似配合と言えば相似配合であり、その中でBold RulerNever Bendといった要素を得る。RibotTom Foolといった難しい部分は放置。走らない相似配合の典型例(笑)

後継繁殖を作るには良い形であろう。Icecapade4×4というのはなかなか弄り甲斐があるし、非サンデーのままでいられる。だがまぁ・・・G1ホースを作る道としては遠回りかな。印で言えば△に満たない。Ribot×Princequilloの影響力を全く意味もなく削いでしまう配合形だ。

この大喜利の難しいところはGraustarkBuckpasserPrincequilloで結んでいるところで、これを綺麗に完結させなければG1ホースは輩出されない。Danzigの助けを得るのが最も容易いのだが、Nijinskyという先客がすでにある。

そしてNijinskyがRose Parkと紐づけされて、自然と伝わる状態にあるか・・・というのが微妙なところ。特にGraustarkとの関係に疑問があり、ここらの整理を行わなければならない。

メイショウサムソン

Gleamあるじゃん!それならPrincely Giftでクロス狙おう!という安易な配合。

メイショウサムソンはNorthern Dancer3×4が扱いづらい上にサンデーとの組み合わせに妙味がない。けれどポテンシャルは高い種牡馬だ。

だからDanteとかUmidwar=Udaipurとかプリメロ=AvenaとかBlack Ray≒VibrationとかSimon's Shoesとか、そういう細かいところをクロスすることが重要で、それをやったら後は運任せ。

またメイショウサムソン×ワイルドラッシュ中央競馬にデータがない。メイショウサムソン×Wild Againにはメイショウブシンの一例があるのみで、これは3勝馬。母ワイルドリリーはWild Again×Caerleon。データとしては成り立たないが、大穴を狙うには悪くない根拠と一例か。(ただし重賞馬を輩出したエリモトゥデイが大穴を狙う必要はない)

まとめ

ワイルドラッシュってやつはBlue Larkspur&War Admiralがオンになっているらしいぞ。フジキセキ×Deputy Ministerに巻き込んでやれ!」というのがディオスコリダーの配合で、その中でMr. Prospectorの綺麗な4×3が映える。加えて「4分の3NDIcecapade、4分の1フジキセキ」だ。

War AdmiralをニアリーすることでWild AgainHyperionを活かしてやろう、という姿勢は非の打ち所がない。事実、カネヒキリ×ワイルドラッシュは数字の上でもニックスである。PrincequilloまみれだからEight Thirty≒Good Exampleに寄せてやった方が格好もつく。

このニックス配合を超えるには緊張と緩和に手を求めるしかない。やはり難しい。


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