コーヒー好きなので電動コーヒーミルを買った。ボンマックの臼式。
しばらくコーヒーメーカーで楽をしていたのだが、今夏にアイスコーヒーをおとすのにハマった。それからというものの、朝は歌をしながらコーヒーをゴリゴリとミルで挽くのが習慣となっていた。流石に歌のレパートリーがなくなったので、電動を買ったのである。
チューリップの「サボテンの花」を歌いながらゴリゴリするのは、ちょっと楽しい。電動だけでなく、手動のものも使っていこう。手を尽くすほどにコーヒーが美味しく感じられる。
アンブロークン
ヴィクトワールピサらしいお茶濁しな好形
エイカイキャロル
エイシンゾーン
栄進お得意の前のめりHyperion
エルモンストロ
Bold Rulerにしょっぱく動くHyperion
エンパイアシュアー
平坦×コーナーワークで勝負を極めるPrincely Gift×ノーザンテースト
オーパキャマラード
ジリジリNijinskyで瞬発力なし
ケイデンスコール
ジョディー
中長距離気質のダイワメ
スティルネス
ヤサカリベルテ
NorthirdchanceスプリントのFair Trialコミコミ
ロードアクア
ロードカナロアの汎用性の高さが半端ない。ダイワメ肌とスペ肌との配合はある程度ハマるものだとは考えていたが、ハーツクライ肌も案外悪くない、いや良い。
母父ハーツクライってのはLyphardっぽい馬が多く出るとは思うが、これだけきちんとLyphardな馬が出ると笑ってしまう。ケイデンスコールは面白い馬だわ。
何が面白いのか。スローの中団前からしっかり脚を使って完勝・・・しかも新潟。これはロードカナロア産駒として当たり前の嗜みであるが、ケイデンスコールの配合はそういう類のものじゃない。
だって母ちゃんがフェイムゲームの全姉なのだよ。いくらロードカナロアとてジリ脚に出そうな配合である。ダイナサッシュ牝系だしね。
しかし実際はロードカナロア×ハーツクライらしさ満載。字面通りにこれだけ出てしまうってのは面白すぎる。この配合でそのまんまな馬が出るのか。
実はスペ肌が一番良さそうだと考えていてロードカナロア×スペシャルウィークの配合はPOGでも重視していた。好配合がいなかった(エイカイキャロル含む)のでドラフト候補へは登らなかったが、今の今までは楽しみにしていた配合。
けれどこれ、Princequilloをアウトとした方が良いのだわね。とことん、そういうことらしい。エイカイキャロルよりもケイデンスコールやロードアクアの方が素質が上に見える。「母父非Princequillo」がやはり良い。
そんでもって牡馬ってのも大きい。ケイデンスコールとロードアクアは母がHail to Reasonクロスで、この類のスタミナは牡馬優勢だ。ロードカナロア×Hail to Reasonクロスはさほど大きな結果を出していないが、古馬になる頃合いで大きな働きをするのでは・・・と思っている。比較的遅咲きの素質だろう。
ルーラーシップでは成功している。キンカメがそういう血統であり、ルーラーシップもロードカナロアも非Hail to Reasonの血統として素晴らしい。キセキが一気にG1ウィナーへ駆け上がった様に、この秋のロードカナロアにもそういった産駒がいるだろう。
遅咲きの馬が素質だけで勝ってしまう様なレースでもあるし、ロードカナロア産駒は早い段階で動く。ちょうどよい頃合いだろう。
スティルネスってのも面白い配合。ゴールドヘイローの黄金パターンとはいかないけれど、こういう表現の繁殖は好きだろう。兄のロードクエストが馬群を嫌うのはマツリダワルツの遺伝が大きいと考えている。
配合パターンからして近親に北米系の本格派があると良い。チーフベアハートとリアルシャダイはまさしくそれで、ミルジョージなどもそういうタイプ。BuckpasserからNever Bendを導入するのが黄金パターンであり、これからハズレているのが傷か。
マツリダワルツ自身が傷のある配合なので直仔から大物を出すことはないだろう・・・というのはロードクエストから存分に学んだ。それでも北米血統として面白い存在ではあるのだよね。累代をきちんとこなしていったらG1勝ち馬を出すこともあるだろう。
そういうこと言ってるとスティルネスが爆走したりするからやめよう。「遠い未来の話みたいに言ってたけど直仔がG1勝ってるじゃん!」ってのは、ホント笑えない。
一番はジョディーだね。異系の使い方として正しいわけじゃないけれど、瞬間最大風速はなかなかのものだろう。その時を的確に捉えられたならばG1勝ちも視野に入る。
目下のところはダービーかな。これが勝てないならダイワメジャー産駒はダービーを勝つことがない。もともとが望み薄ってなもんだが、ダイワメジャーの中距離馬としては一番良い馬だから。
カレンブラックヒルやメジャーエンブレムのように「勝つべくして勝つ」という格ではないが、運否天賦に任せるくらいのものは持っている。
うん、例年より世代のレベルが2つくらい下で人気が全て差し追い込み。前の意識が希薄な状態でスローのまま4角へ突入し、良い位置を取った馬がみんな馬群を捌けずになんだかよく分からんうちに粘りきっちゃった・・・みたいな運否天賦。
この馬って中長距離でドンドコドンドコ走ったら想像以上にパフォーマンスを上げる配合をしてるのよねぇ。内回りでもどんくさくてさ、外回りでも切れ負けしちゃう。けれど距離で大きく変わるタイプ。
とりあえず皐月賞だね。皐月賞は駄目だったけれどプリンシパルか青葉賞でなんとかなったぞ、ってなるとダービーでの取捨がメイン。けれど皐月賞で想像以上に粘ったら、ダービーでなくて菊花賞。
Ribotとしてのスタミナがしっかりしていないと、この配合は皐月賞でパフォーマンスを発揮しない。それが最大限に活きるのはダービーでなくて菊花賞だ。
とりあえず掘り下げて楽しそうなのはこのくらいかな。あとは結果を見てから掘り掘りしましょ。
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