砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

新潟2歳Sを簡単に回顧

アンブロークンは想像よりずっと完成度が高い様子。

うん。完成度で上回るしか手のない母ちゃんであるし、ここから更に上昇するならばヴィクトワールピサを頼ることとなる。成長力あるのかなぁ、このオヤジは。

ケイデンスコールもまぁ手放しで「晩成です」と言えないので、大きく差が開くことはない。トニービンやディクタスを抱える分だけ成長力は間違いなく上手であるが。叔父が非常に晩成のステイヤーなわけでね。

スティルネス。血統大好きっ子が語っただけあるでしょ?と、やや自慢げだったり。三浦皇成はやっぱりこういう横一線の流れとなったときは上手い。内側には適性の差で交わせる馬を持ってくるから、この類の気性ではきっちりと仕事をする。

この馬は競り落とさなきゃならない馬だ。Roberto気質の分だけ踏ん張ったけれども、小回りをまくった方がパフォーマンスは上がる。ラジニケで重賞制覇を目指す感じかなぁ。

ジョディーのジリっぽさは想像以上。そのくせポーンっとゲートを出るのだから面白い。

競馬のセンスが良さそうな馬で、しかも母父Monsunだから成長力は並以上。姉のレーツェル(父マンハッタンカフェ)の方が配合は褒めやすいけれども、こっちも妙味という観点では侮れない。

POGでは「ダイワメ×Munsunは趣味ではないかなぁ。」と消しを入れたが、流石のノーザンファームだわ。現時点で既に2勝を挙げたウインゼノビアを破ったのは伊達でないが・・・新馬の傾向からしたらパワータイプ。

軽い馬場でビュンビュンするレースならもっと厳しい内容であったろうし、相手も世代トップクラスとは言いづらい。今回のレースで一番の可能性を秘めた内容ではあるけれど。

とりあえずは東スポ2歳かな。ここでどれだけ仕事が出来るか。距離延長+ダイワメの東京というのだから、勝ち負けも視野に入れられると思うが。マイルじゃ頭打ちだべなぁ。

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