砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2023年菊花賞予想

 

◎ソールオリエンス

◯タスティエーラ

△ハーツコンチェルト

 

△はサトノグランツにしようかと思わなくもなかったのですが、チェリーコレクトというのはどちらかといえば有馬寄りの血統です。これに印を打つなら一番上になっても不思議はないよなぁ、って。それじゃハーツコンチェルトだなぁ、って。

ただ、サトノグランツは父サトノダイヤモンドほどBuckpasser的な距離適性を表現していません。そして本格化が進んではいましても、現状においてはダービー組だって上向いていますから。春の差を埋めるだけの力をつけてきたのかを考えますと、前走は物足りなく感じます。

ハーツコンチェルトは京都外向きの血統ですが父ハーツクライ。京都の大舞台で勝つ絵図を描きづらいのですが、3番手評価なら順当というべきでしょう。右回りは間違いなく微妙。しかし3000mの距離延長が力の差を浮き彫りにするでしょう。

 

ソールオリエンスとタスティエーラはすごく難しいですね。

私の財布の中には2013年セントウルSの馬券が入ってるんですよ。当たってるやつです。ハクサンムーンとロードカナロアのワイド馬券。馬券というものに正解があるならば、これが正解だと。決して誤ることのないようにと。

しかし税金という要素がございますから、それでお金が積み重なることはないのです。100万勝って100万負けたら、100万円分の税金がかかるんです。プラマイゼロだから税金もゼロ!とはならないんです。

だから私は3連単1点1000円という狂気の馬券を買い続けるのです。この狂気によりまして、私はソールオリエンスとタスティエーラに優劣をつけなくてはならないのです。

 

◎ソールオリエンスの根拠は唯一つ。クラシックディスタンスにおいてはソールオリエンスの配合が大正解だからです。タスティエーラの配合は中距離王道の正解なのです。

スピードとスタミナのハイレベルな融合というのは中距離的思想というべきでして、タスティエーラはそれを以てダービーを制しました。これはとても現代の日本ダービー観に見合うものです。

ソールオリエンスは違います。これは2400mど真ん中をぶっこ抜く配合です。そう表現されているかは分かりませんし、競争馬の格がタスティエーラに足りているかも分かりません。

それでも、イクイノックスへの挑戦権を得るために、ここはぶっこ抜かなければならない。

 

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