砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

菊花賞予想 two of us

いつもの通りに競馬-ピアノ-競馬-ピアノ-競馬。


うまくなる気配がない。未だにエリーゼのためにが弾けない。左手動かない。

左手の小指と親指がグニュッ!とこれ以上伸びません、というレベルまでにグニュッとなってる。

時たま攣りそうになる。

数十分ぶっ続けて同じフレーズを弾き続けると実際につる。

小指を攣ると「あ、あ、あ、あばばば」ってなる。

小指を右手全体で力強く握り込んでグイッと元の位置へエスコートするのが通例となってきた。

徐々に徐々に、三日坊主にならないように。無駄に握力を鍛えようとしたりして地味な努力を積んでいる。

それはともかくとして菊花賞

とりあえずオッズの変動が愉快なことになっていますね。

1桁はエピファネイアとマジェスティハーツ。

エピファネイアが崩れることは・・・まず考えられないということになる。

難しいのはマジェスティハーツだよね。

追い込み馬なだけに展開が向いたのではないか、と勘ぐりたくなる。

(サンレイレーザーからの教訓)

以前書いた気もするが、神戸新聞杯では坂で脚が止まった傾向が強い。

先行馬のペースがガクンと落ち、後ろの馬は差し場がなく交わせない事態。

基本的に後ろの馬は脚を余している。

その中で大外一気をしたのがマジェスティハーツ。

外馬場が上手く機能する阪神特有の事態。阪神競馬の常でもある。

森一馬騎手、絶好の騎乗であった。

そういう捉え方が出来るだけに難しい。

逆に言えばあのえげつない脚をもっと長く使える可能性がある。

まして。今回は菊花賞

距離の長さで馬群の流動性ってのがひどい。加えてネコタイショウによって縦長が予想される。

先行力よりもスタミナだ。切れる競馬ではなく粘る競馬。

4角での先頭争い。そこからの粘り脚。

差し脚なんてものは2着3着の競馬。二の足を使わなければ1着は無理。

だからこそロスのない内枠が有利だ。

傾向のおさらい。

まず、ステップレース2走。その着内の3頭×2、計6頭が無条件で有利。

条件は問わない。09年のセイウンワンダーエプソムカップを制する様な馬だが3着に滑りこんでいる。

反面、着内に滑り込めなかった馬は条件を問うこととなる。

例えばナムラクレセント阪神大賞典を制し、天皇賞春を2着というロングディスタンスっぷり。

母父のサクラショウリは昔の馬らしく長距離に適応している。

ユウキソルジャーもダンスインザダークの全弟(全兄?)が父だ。

ダンスインザダーク菊花賞馬。種牡馬としても3頭の菊花賞馬を排出している馬。

その全弟となれば似た傾向の仔もありえる。

(なお、ダンスインザダーク産駒の菊花賞馬は全て本命外の穴馬からすっ飛んでいる)

ザッツザプレンティ5番人気、デルタブルース8番人気、スリーロールス8番人気)

フローテーションリアルシャダイが母父。

フォゲッタブルダンスインザダーク産駒

また・・・

ここ5年間の勝利馬はすべて先行している。

先行といっても4角時点で前に出てりゃ先行扱いされてるんだが。KLANでは。

3角から4角にかけては馬群がひとかたまりになるから仕方ないんだろうけど。

ここの抜け出しに失敗した馬が「差し」の区分とされる。

慎重になりすぎた実力馬が交わしきれず2着、あるいは3着。

あるいは長距離適性の高い馬が2着3着。

福永祐一騎手は過去5年間で4回騎乗。

1度は逃げに分類され、3度は差しに区分されている。

セイウンワンダーを3着に持っていったきり。

レーヴドリアンを4着に持っていっているかな。あとは。

うーん。力のある馬なら差せる展開だろうが・・・。

キレイだなぁ。長距離適性があって強い馬なら勝てる騎乗。

適性のある馬を上手に前へ持って行かれたら差しきれないでしょ、それは。

エピファネイアの強さ、脚があればその騎乗でもイケる。かもしれない。

まとめて言うとこういう結論。

例の6頭以外なら血統に裏付けがなけりゃ話にならん。

オレ個人としては血統云々って空論臭くて嫌いなんだけども・・・。

こと長距離となれば話は別にしなきゃなんねぇんだわ

さて、そうなると信頼できそうなのは・・・

エピファネイア

押しも押されぬ1番人気。実力も折り紙つき。

神戸新聞杯を大楽勝。鞍上に不安あれどローズキングダムの例があるから問題はない

(ローズキン~ めっちゃ強かったけど菊花賞でこけた。血統面では貧弱だが2着。多分今回のエピファに似てる)

サトノノブレス

「え?この馬が5番人気?」とニヤッとしてしまう馬。

ディープインパクトの最高傑作、と噂されたことがありながらここまで燻ってしまっている。

神戸新聞杯では前で競馬しながらも脚を使って3着。このしぶとい脚は菊花賞では魅力的だ。

鞍上は菊花賞に縁が薄いものの、やはり一流の岩田。ありでしょー。

マジェスティハーツ

血統面の裏付けもそこそこ。鞍上は菊花賞男・・・ていうか復活した天才、武豊

京都3000mでは複勝率50%超の大実績がある上、馬も神戸新聞杯を2着。

条件戦2連勝、その流れで重賞2着。これはモノが違うはずだ。(3歳限定重賞だが)

問題は大外枠であること。ウインバリアシオン騎乗もありだろうか・・・?同厩舎だし。

(ウインバ~ 11年の菊花賞。疎らになった真ん中あたりを一気に交わしていったが4角から独走していたオルフェには届かなかった。)

ウインバリアシオンと同じくハーツクライ産駒だしね。

ノーザンダンサーを強く補完してるのも(ほんの少し)似てる。

ノーザンダンサー系が入ってない産駒の方が珍しいが)

ダービーフィズ

抑える程度、で。

穴馬候補としての条件は満たしている。(ジャンポケ×SS、セントライト2着)

ビートブラックやビッグウィーク、スリーロールスデルタブルース

血統的な関連性はないがそのくらいの可能性と考えて欲しい。(あれ?意外と高くね?)

成績を見る限りでは中山巧者の可能性が高い。地力の高さも伺えるので消しにまでは至らないが。

当日の体重を見てから消してもいい。そもそも関東勢の成績は・・・orz

ヤマイチパートナー

これも抑える程度。

これが来たら菊花賞に新たな伝説が生まれるレベル。

しかも3つ。

武幸四郎秋華賞に続いてG12連覇」

新馬戦から使いっぱなしで菊花賞勝利」

ダンスインザダークに続き、菊花賞リアルシャダイ最強伝説」

最高でも3着。ヒモのヒモくらいに。

リアルシャダイの血は怖いが日程も実績も差がありすぎる。

この日程で着内滑り込めるのならクラシックでも上位の力を持っていると考えられる。

しかしそれにしては未勝利戦が長すぎるし、惜敗するまで長すぎる。良くて晩成型と。

アドマイヤスピカも悩みどころだったが・・・

キングカメハメハはちょっとね。ロードカナロアとかローズキングダムとか、そういうスピード系でしょ?

種牡馬として超一流だけどスピード競馬で本領発揮するはず。

仮に菊花賞がスピード競馬に・・・なるかぁっ!馬が何頭か予後不良っちゃうよっ!?

多少ペース速めになっても緩まるからさ。地脚も大切だけど瞬発力とど根性も大切。

緩いペースで長い距離、ってのはキンカメ産駒には向かない様子。

ユールシンギングもむずい。可能性としては穴馬レベル。

これもまた血統に問題を抱えているからさ。だが血統だけが問題なんだよなぁ。

仮にエピファネイアクラスの力があるのならば・・・台頭ありえる。随分と可能性の薄い仮定だけども。

であるからして。

印を付けるのならば・・・

サトノノブレス

エピファネイア

◯マジェスティハーツ

△ヤマイチパートナー

ダービーフィズ

ユールシンギング

✖アドマイヤスピカ

俺は・・・

サトノノブレス、マジェスティハーツで勝負しようかな、と。

やっぱり神戸新聞杯組は鉄板だしさ。今年は特にそうだと思うんですよ。

[fin]