砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

オッズと自分の考えにズレを感じる

ゴールドシップの人気に不安しか覚えない。


前々日なので固まった投票はこれからだと思うのですが・・・。

キズナがダントツの一番人気。

ある程度逆目張りに人気は緩むでしょうが2倍前後に落ち着きそうだ。

それに対してゴールドシップが2番人気であるのは驚きを隠せない。

たとえばキズナ有馬記念を勝ち負けしろ、と言われりゃ絶対に無理でしょう。

皐月賞を勝て、というのもまず無理な話です。

確かにゴルシは菊花賞を勝っちゃいますがペースを見ればレベル、あるいは馬場の違いは明らかでしょう。

春天は3Fの上がりが35秒9とかいう軟弱なことにはまずなりません。

仮になったとしてもロンスパからの数字で、3F競馬になった菊花賞とは話が違う。

昨年の菊花賞は4Fのスパートでエピファネイアが35秒9で上がっている。

不良馬場での数字だ。

それでいて一昨年は3分2秒9.昨年は3分5秒2だ。

話は簡単。一昨年は良馬場から厳しいペースを刻んだきつい競馬。

昨年は不良馬場が響いたスローペース。スローといっても馬場のきつさから消耗は同じかそれ以上。

それでいて終いの4Fはものが違った。

一言ですませりゃこうだ。「京都外回りではエピファネイアゴールドシップ

それじゃキズナエピファネイアに京都外回りで劣るのかい?

となるとまるでそんなことはないでしょう。10人中7人は断言できる話だと。

つまり今回、キズナゴールドシップに敗れる可能性は非常に低いはずなのだ。

仮に敗れるとしたらゴールドシップの上をウインバリアシオンがいくのは自明の理。

有馬記念でさえそういう結果が出たのだ。

絶対王者が存在し得ないほど競馬の方向性ってのは多角的になってきていて、

ジェンティルドンナ京都記念のようなことになれば容易く崩れるし、

そのジェンティルドンナにオルフェーブルが敗れることもあるわけです。

舞台が違えば力関係なんて容易くひっくり返るのが競馬の魅力でしょう。

それなのにウインバリアシオンはオルフェーブルの2着馬に留まった。

ダービー。菊花賞有馬記念神戸新聞杯

このほかに2着3着したのが

日経賞春の天皇賞金鯱賞

日経賞はネコパンチ、春天ビートブラック金鯱賞カレンミロティック

逃げ先行を捕らえ損ねる展開。

つまり差し比べならば負けない。唯一の差し負けはオルフェーブルだけ、と。

結局この二頭は似たもの同士なのだ。

ただ、オルフェーブルは強烈な個性を誇るのに対してウインバリアシオンは器用貧乏的。

高速馬場で開催された春天でようやく先着したものの3着に留まっている。

あれ?

ウインバリアシオンって3F競馬じゃねぇか?

春天はまさにそうだし。宝塚記念はロンスパ的・・・。

・・・いや、でも復帰してからは・・・。

高速馬場からスローで弾けた春天は3F競馬だ。

基本的に馬場悪から器用貧乏脚で差しきっちゃうパターンだし・・・。

そういった器用貧乏な脚が活きるのが春天、と考えりゃ否定はできねぇ。

しかしハーツクライ的に弾ける条件は揃っちゃいない。

逃げ先行でアリ地獄のようなジリ脚を駆使できるサトノノを捕らえることが出来るのだろうか・・・?

キズナは捕らえそうだがウインバリアシオンが容易く捉えられるとは思えない・・・。

かといってキズナの脚も軽快に弾けるタイプではなく、

周りが鈍った頃を持続脚を以って差しきるタイプ。超G1級の脚で。

単純な話にすれば京都外回りでの差し比べ、ということであるし、

さらに言えばロンスパ的である、と。

わかんねぇ・・・。どつぼにはまったな。

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