砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

金鯱賞を振り返る


やはりメイショウナルトはスロー展開じゃ話にならなかったな。

逃げ馬がいてこそ光る馬。メイショウサミットをセットにした小倉記念はそれを狙ってたんだ。

ここから俺が読まなければいけなかったことは・・・

「4角でバテて一気にペースが緩む」ということだ。当たり前のことを読んでいなかった。

そうなると先行馬が当たり前だのクラッカーっ!と突っ込んでくる。

ましてカレンミロティックはスタミナ&パワー補完のサンデー系。やはり一歩抜けた存在だった。

うーん。メイショウナルトが逃げる展開ってのは意外と固いパターンだったのかな?

ナルトが逃げずに別の馬がくる、という可能性も考えてたけどそうはならなかった。

この展開だけ考えればラブリーデイも買えたかもしれない。どう考えても先行馬が固いパターンだったし。

結構突発的な考え方だったからなぁ。

 「アンコイルドみたいにスローじゃ出番のない馬じゃないか?」

→「つまりアルゼンチン共和国杯は2500mのゆっくりとしたペースが敗因?」

→「過去のレースもハイペースばかり。スローに落ちかかった関ヶ原Sはニューダイナスティに負けてる」

→「こいつ・・・スローペースだとかかるんじゃね?」

→「ってことは1枠1番の良枠はJRAの罠だ!これはピンク帽よりやべぇぞ!」

「スローじゃ出番のない~」まで至るまでのお話をしましょう。

俺はその時。とてつもなく腹が痛かった。ゆるゆるだった。

3度ほど便所でケツから水を出していた。「いつものことよ」と水を出した。

「いい加減やべぇかな。大腸がん?」と不安になったけど水を出すしかなかった。

そして大腸がんよりも痔が心配だ。水を出してケツを軽く拭きあげスクッと立ち上がる。

便座に長く座ってはいけない。次の便意に備えて直立不動で腕を組む。

2回目になると腕を組むだけでは時間を潰せないことに気づいていた。賢い俺。

「じゃじゃ馬グルーミンUP!」を持って行くことにした。20巻だ。

ちょうど3歳馬がじっくりと内で溜めて外へ持ち出すパターンをやっててね。

「・・・メイショウナルトがじっくりと脚を貯めてるところなんて見たことないぞ」と閃いた

今回の勝ちパターンは「脚を溜めながら先行or逃げをして直線で一気」ということ。

エイシンフラッシュクラレントの競馬をしろ、ということ。

それを出来るか・・・?

と考えたらポンッとアンコイルドが出てきた。

秋天のアンコイルドは脚を溜めるなんて芸当できてなかったなぁ」

「やっぱりハイペース追走で残るタイプの先行馬なのか」

「あれ?メイショウナルトもそういうことか?」

というわけです。

漫画は偉大だっ!

ホント、この時期の少年サンデーは面白い漫画が多いんだよなぁ。

そこから「メイショウナルトのペースで追走して強いのはラブリーデイか?」となればよかった。

この閃きがあればラブリーデイ2着パターンも考えただろう。

いやいや、メイショウナルトは出来が良すぎたな。スタートがよかった。

パドック速報で「出来よし」の文字を見てガッツポーズしたぜ。「これは逃げて潰れるフラグが立ったぞ!」

次が楽しみだね。オッズを下げたメイショウナルトを俺は買えるぞぉぉぉぉ!(でも爆死しそうな気が)

確たる逃げ馬がいるレースならワンチャンあんぜ!ワンチャンワンチャン!

うちのワンちゃんは横になって「ぐぴーぐぴー」と寝ているよ。

寝てしばらくすると脚がピクピク動いてね。「夢の中で走ってんのかなぁ?」なんて。

この前は「け、痙攣してる!?」と慌てて起こしたら「なんだよ。やんのか」って顔された。

しかし・・・レースを見ても特に何もわからねぇな。

小倉記念と同じような展開で先行馬が楽々勝利だからね。

ただ・・・小倉記念ではエクスペディションが来てくれなかったけど・・・

金鯱賞では奴が来たよね。ウインバリアシオン

格が違う、と言えばそれまでだが・・・すごいなこいつ。中京で届かせるか。

中団に位置するのは読んでいたけどここまで脚をしっかり使えるなんて・・・。

最近はゴルシとか追い込み馬に裏切られた思い出が多すぎてちょっと敬遠気味だったからな。

ちょっと久しぶりに良い追い込みを見せてもらったぜ!

・・・30kg増でここまでやれるのか。

有馬記念は・・・そうだな。8kg減くらいに抑えられたらアタマで買えるよ。

絶対に買うべき。8kg減なら完璧。ジャスタウェイレベルの覚醒を見せる予兆だから。

オルフェーブルなんてへの河童。ゴールドシップ?ははん、相手にならないね。

・・・いえ、ゴールドシップにゃ相手になりますよ。うん。ゴルシが絶好調なら。

でも中山の実績が微妙ではあるんだなぁ。そりゃ有馬記念と同条件の日経賞を2着してるけど。

それにオルフェのような脚の使い方も出来るし。直線の長短は苦にしない。(影響はあるが)

母父がストームバード(キャットにあらず)だから早熟の嫌いはあるけどね。

ピークが少し早まってクラシックに来ていたんじゃないか、とも思える。

ハーツクライは「2歳そこそこ、3歳停滞、4歳後半覚醒」という晩成型血統なんだ。

4歳覚醒が3歳に来ていたのかな、と。

だってオルフェと競り合うことの出来る馬なんだよ・・・?並じゃないでしょ。

それが「停滞期」だったなんてありえない。ピークならわかるけど。

しかし今回、これだけ身体を肥えさせて帰ってきた。そして3着だ。

4着なら分かるが3着まで来たのは能力の差だろう。トゥザグローリーを交わしたのは能力差だ。

どう考える。どう考えても・・・確変が来てるんじゃないのか!本格化じゃないのか!

それにカレンミロティックも馬鹿にできないぞ!

馬鹿には出来ないが・・・今回は色々と向いたよね。うん。

開催週に向いている血統だし。ハーツクライ特有の「勝ち切れる時期」だし。

ローテも結構ゆったりと余裕のある感じだったし。展開も十二分に向いたし。

そうだよな。最内枠メイショウナルトが「嵌められた」のであれば外枠は「優遇された」と見ても良かったな。

変に逃げちゃう可能性がなくなったわけだから。行き脚つけてもナルトにゃ届かない。

うむ。今回はボーナスレースだった。

シャドウバンガードは・・・良い脚使ってるなっ!

だがそんなに後ろで競馬すんのかい。それは考えてなかった。

良い枠に入ったし6番手くらいにつけて脚を使えば着は狙えそうなもんだが。

オーシャンブルームスカテールは下げ過ぎ。そんな位置からじゃレースにならんわ。

ムスカテールは根本的にレースにならない馬体だし、調子だし。

オーシャンブルーは外枠からじゃやっぱり走らん馬なんだな。

単純に先行力がある馬を選んで流せばいい簡単なレースだったな。

ウインバリアシオンは抑えるだけでいいんだし。

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