砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

日経新春杯予想 展開読み

他の人の予想を見ていると優越感を感じる。


まずは2006年から復習。

この年は雨の影響で馬場が重い状態であった。

その中で勝ったのがアドマイヤフジ。2着にスウィフトカレント。3着にインティライミ

2-6-1の人気順で固くもなく荒れたわけでもなく。ヒモ穴が来た形。

差し場所はやや外。しかし外過ぎない程度。上品な京都競馬というところだ。

結果を左右したのは決め手。上がり勝負になったためにどこからでも馬が飛んできた。

内に一頭入れるくらいの位置で差したのが先行していたインティライミ

1番人気に相応しい京都の王道パターン。好位からしっかりと脚を使ってきた。

スペシャルウィークを父に持ち母父にノーザンテースト。重厚かつ王道。ダービー2着もなるほど、という感じ。

バラけた馬群を縫いながら後方から飛んできたのがスウィフトカレント

京都の直線を追いっぱなしで伸び続けた。Haloが2×4とインブリードが少し過ぎる。

サンデーサイレンス産駒のHaloクロスは軽め機動力が目立つ、という話だが・・・?

またこいつはヴィクトワールピサの兄貴なんだわな。半兄。

有馬記念勝ち馬であるから母的には渋め巧者ではあるかもしれない。

この年の日経新春杯においてはこいつが最も特異な馬なんだな。

基本的に前残りだったから番手~好位がそのまま着順になった。であるのにこいつだけは例外。後方からぶっ刺してきている。

とりあえずサンデー系が台頭して馬場はフラット。積雪で馬場が緩んだ状態での開催。

土曜日でだいぶ荒れたのかな。

マイルCSに似ている。内もしっかり伸びて外からも差せる。

アドマイヤフジが左にヨレる癖があったから外に回したけどヨレ癖がなけりゃ内から差せたはず。

まずまずフラットということでしょう。

イチイチこうやって書くのも面倒だ。まとめよう。

2006年 内~やや外伸び サンデー系台頭 母方にノーザンダンサー目立つ

2007年 万遍なく伸びる サンデー系台頭 母方のノーザンダンサー目立つ

2008年 完全に外伸び  非サンデー台頭 ノーザンダンサー無双。クロスも有利。

2009年 フラットだが  非サンデー台頭 ノーザンダンサー無双。母父サンデーが活躍(?)

2010年 僅かに外有利  一部サンデーが サンデー×ミスプロの台頭。それでもノーザンダンサー無双

2011年 フラット    キンカメ台頭  ノーダンクロスを内包するキンカメ台頭は自然な流れ?

2012年 内強し     ディープ脚使う ノーダン無双だがロベルト血やHtR血が台頭した。

2013年 明らかな内有利 サンデー血有利 ノーダン無双継続だがロベルト直系は近親ノーダンやノーダンクロスなしで台頭

ということになる。

06年と07年はサンデー系絶頂期であるからまず仕方がないだろう。

08年と09年はサンデー系が軒並みダウン。この2年間は3週目開催である。そして2年連続で雨で重くなっている。

08年は後に有馬記念で大穴を開けるアドマイヤモナークが勝った。

小雨の影響もあって馬場が重くなったことによるのでは。

それに輪をかけた09年がかの有名なテイエムプリキュア逃げ切り騒動である。

2着のナムラマースボールドルーラーゴールドディガーのクロスでナスルーラ系がうるさい。

それに加えノーザンダンサーのクロス。よく分からないけどパワーはありそう。これが後方から差してきた。

10年も3週目。しかし雨などの影響はない良馬場である。

1着2着はノーダンクロスの鬼であるのは例年通りだが3着のレッドアゲートが圧倒的に例外。

マンハッタンカフェ×スキャン。スキャンが怪しいかもしれない。

スキャンはミスプロ産駒。ミスプロの母、ゴールドディガーナスルーラ

母父はニジンスキーなのでノーザンダンサーだ。

ノーザンダンサーナスルーラの根っこは同じ馬である。その馬ってのがネアルコ

さらにレッドアゲートの母母にはネアルコが5×5×5でクロスが入る。

例外的ではあるが無理矢理つなごうと思えば繋げなくもない。

・・・

無理矢理考えた共通点だけど・・・ありかもしれない?

過去の出走馬を全部チェックしてみようか。

一応言い訳する。

基本的に上がり勝負になるから展開もくそもないんだ。

とりあえず最内を差して勝った馬はいない。

2013年は例外中の例外。動画で見ても内馬場有利が分かる。

今年も外差し勝負になることは間違いない。

年明けからの競馬展開を比較しながら馬場予想も重ねてやっていきたい。

なんたって・・・ノーダンクロスにノーダン近親なんて腐るほどいる。

傾向をもっと絞り込みたい。

[fin]