真夜中に意味不明なタイトルを思いついてしまった。
昨年の関屋記念はジャスタウェイが最後の最後で追い込んできて2着。
それと同じことが出来る馬ってのはやはりいるかもしれない、という恐怖です。
ドナウブルーっぽくダノンシャークが仕事をすればまるで勝ちは揺るがないが、
ジャスタウェイ如きが追い込めたのだからもうちょいまともな奴がいたら話が違ってくる。
しかしその条件はなんだかんだで厳しい。
それこそショウナンマイティでも持って来なさいよ、ってレベルで、
中距離馬の切れ味をマイルに引っ張り込む必要性があるわけです。
強いて言えばサトノギャラントあたりがやれたかもしれませんが・・・格が足りませんな。
エキストラエンドあたりもなかなか悪くありません。
しかしこいつもまた前受けジリジリが理想型であるのは間違いがなく、
ここを高速上がりでバビューンが出来ると思うにしてはマイラーズでフィエロに差をつけられすぎですよ。
つまりここまで外に飛ばされてしまったエキエンは2着3着が限度でしょう。
外の方が伸びるでしょうが馬場ロスを考えると今少し枠が外寄りに過ぎるかもしれません。
やはり内伸び馬場で内伸び伸びが理想か。
「前受けジリジリ内馬場ジリジリ」ってのはワールドエースが現役最強でしょうね。
そしてそのワールドエースのベストはマイル＜中距離であろう、ってのがありまして。
いや、ショウナンマイティがきっちり間に合わせてきたら秋天が楽しめそうだなぁ。
そしてグランプリボスなっ！グラボスはもう一度中距離を試すべきだヨ。
そんで今年の夏競馬は何が抜け出てくるかなぁー。
今のところメイショウナルトが頭ひとつ抜けているのだけど秋天はムリだろう。
秋展は2角まで一気に加速して、そこからやや落ち着かせるからさ。
直線の半ばからペースアップして3角4角、直線。
メイショウナルトはハイペースで飛ばしに行って直線に向いた頃に刃引きされた刀で殴りあうような展開じゃないとダメよ。
東京2000mは銘刀がきっちり勝ちきれる舞台でもないが刃引きが勝てる展開でもない。
高いスピード能力と高度な持続力。一握りの力強さ。完璧な良馬場ならそんなもんでは？
そういった面で強い馬って・・・実は現代競馬にいないんですよねぇ。
何故か今の競馬の主流血統じゃイマイチ東京2000m専門の馬ってのが生まれない・・・。
ワールドエースがそれにあたるかどうか、ってのが今年最大の見どころではありまする。
凱旋門賞挑戦の二頭もなかなかおもしろいけどね。
それでも現5歳世代の中で随一の素質馬と言われたワールドエース。
その念願とも言えるG1タイトルの獲得ってのはかなり見応えがあるんですよねぇ。
というか、完璧な良馬場ならばワールドエース＞ジャスタウェイですよ。
馬場が渋ればどうあがいても敵わないけど。海外で争ってもそうだけども。
とりあえず日本の良馬場ならワールドエースの方が強いはずだ。
でも安田記念のあの馬場で、外枠であれはどうもやりようがなかった。
あのレースで最も脚が止まっていなかった奴がワールドエースだとは思う。
まぁ、ワールドエースってのは止まらない脚が強みだしね。
高速対応もできちゃうから関屋記念にいたら非常に馬券は簡単だったと思うよ。
（でも内枠に入れられたら悩むわ）
一応ジャスタウェイがらみでマジェスティハーツについても。
こいつはこれだけいい枠に入ってもなかなか買いづらいやつですねぇ。
いや、本当に良枠に収まり続けてるんだけど最後の決め手に欠けてしまうんだわ。
というか新しい競馬に挑戦するチャンスをトコトン潰されているとも言える。
これがマイル戦できっちり追い込める馬か、と言われりゃノーでしょう。
少なからず前から競馬がしたい。けどそれをするにはちょいと枠が外に行き過ぎた。
外外をぐるりと回らされるヘンテコ好位競馬なら出来ようものが、
それで脚をきっちり伸びきらせることが出来るかはとてもとても考えづらく候う。
新潟大賞典ってのはどこまでも展開が向いたのにレッドレイヴンに差されちゃったからね。
あそこで勝てなかったのは致命傷よ。
あそこで勝ててようやくG1に挑戦する権利を得られた。実際にそうであったしさ。宝塚記念。
能力面を見てもコレ以上のことはとても考えづらい。
でもある程度の能力は備えていることもあって消しやすいわけじゃなく・・・。
難しいやつですよ。
でもマイルで買うのは中京記念状態にならなきゃ無理ですわ。
今年の関屋記念は切れる馬がいない。
みーんなジリジリジリジリ、とする奴らばっかり。
馬場の良い外を上手に使える奴がいないんです。
だからジリジリ勢の精鋭を買うだけで当たりそうな気がする・・・
という直感はなかなか閃きとも言える天啓的なエトセトラ。
それこそレオアクティブがレコードペースでビュオンっ！と駆けてこない限りは。
[fin]
