砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

東京優駿馬の内定と共に馬券すら決まりかねない

ドゥラメンテはコースロスとストライドロスを最低限に抑える最高の形で勝利した。ルーラーシップと4分の3が同血のガチンコ外回りガバガバストライダーであるから中山2000mのスローを制したことには大きな価値がある。二冠は内定したようなものだ。

そして東スポ2歳で持続力と切れを示し、弥生賞では持続力の高さを示し、そして皐月賞でもやはり持続力を示したサトノクラウンが内定取り消しに躍起になる予定。ドゥラメンテはまだ競馬がヘタクソなところがあるし、2400mの長丁場かつ18頭立てとなれば逆転はありえる。これら二頭は元々外回り志望なのである。

リアルスティールは横ノリのスローを鞍上である名騎手福永の手によって前受け。常識の範囲内において完璧な騎乗をした。リアルスティールとは手が合うとは思っていたし、モチジュン先生はジェンティルの様な競馬を出来る馬と褒めていらした。ジェンティは牝馬の利を得て内枠から出走することが多かったから、これから先でリアステが同じように内溜め内差しを敢行できるかは不明だ。とりあえずクラシックは挑戦者の立場となったから3歳の間は大丈夫だろうな。うん。

この強烈な皐月賞組が臨むダービーは見るレースとなってしまった。強いて言えばリアルスティールが差される可能性があるかないか、というところか。基本的にスロー巧者であるから2000mより上の競馬になってしまうと厳しくなる。

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