俺は、頑張りました。久々にやり遂げました。まだ、木曜日です。少ない読者の方々、参考にする時間があります。
けれどそんなことは考えておらず、単純に土日で色々と用事が重なって時間がないからだ。だから今日中に予想の形をつける必要があった。かなりやっつけ仕事ではあるけれど大体は把握した。その大体で予想を組み立てる。
今年はびっくりするくらいに逃げ馬不在のオークスであり、逃げ先行すら横ノリのヤマカツグレースしかいない。ノリなら逃げの手もあるのだろうが外枠が邪魔をする。本質から距離延長をする馬は壁を作りたい一心であろうから思い切り良く出していくことは出来ない。エイシンフラッシュやメイショウナルトみたいな暴走をしかねないもの。
道中も「交わしたくない」という番手で構成されるはずであるからノリの折り合い技能のギリギリまでスローに落とせそうな気配。おそらく12秒8とか12秒9の連発である。
ここで問題なのは本番の馬場状態だ。ヴィクトリアマイルと同じように内馬場がクソッタレになっているのか、ある程度は持ち直すのか。なんとも言いづらい。
昨週末はほとんどの馬が外を通っていたしホームストレッチの荒れ方は大外を除いてフラットに近づいているはず。だけれど・・・オークスの枠がそう言っていないよね。馬群を嫌わないフローラS勝ち馬と最強馬候補が並んで1枠に入っているのは。少なくとも最内は怪しいよ、と。
馬場選びの上手い武豊とルメールがベストコースを通れない様に内外離れて配されているのだから、JRAは結構難しい馬場だと予想しているのではないかな。大外一気でもなくて、やや真ん中あたりから抜けてくるイメージ？
ノリが外に飛ばされたのも「外から逃げ馬を迎え入れなさい」というメッセージだと受け取れるわけで、序盤に馬群を捌くことは難しそうだ。すると・・・5番から10番あたりが差しのゴールデンスポットかな。それらしい馬が並んでいるな。
裏読みすれば「やれるものならやってみなさい。」というメッセージも見られる。「ルメールさん、逃げ覚悟できっちり番手を確保しに行きなさいな。」ってわけだ。鞍下は折り合い難しい馬ではないし、ガチの差しに構えて面白いわけでもない。むしろ二千四で先行してがっしりと手綱を抑える競馬がベスト。最初からクライマックスだな。
だが確たる逃げ馬もなしにきっちりと完璧に出していくことは怖い。繰り返すが、だが。だが、ルメールはきっちり出していってなお、ふんわりと抑えられる騎手でもある。ここまで深読みしたら泥沼。
ソウルスターリングは逃げの気性を持たない。もしヤマカツグレースが出遅れて誰もこないなんて事態になったらエイシンフラッシュのラストラン事件が勃発する。オークス史に残る大事件だわ。ルメールが社台に干されちゃう！リスク高いなぁ。
けれど差しに構える理由もない。ソウルスターリングは適性外のマイルでも先行にこだわっていた馬だからな。他の騎手ならともかくルメールがここでイモを引く様なこともないだろう。それはそれでルメールの沽券に関わる。どんな馬でもどんな条件でも先行させられるのがルメールだから。
穴は上のとおり5番から10番あたりからかな。遅いペースであるから33秒を叩き出せる方がいい。ここは中長距離では安心の山本オーナーで行こう。荒れ馬場を走ってもオッケーなハローユニコーンも面白いが二千四で弾けるイメージは持てない。せめて二千二。モーヴサファイアもそんな感じだな。
ではそれをリスグラシューが交わせるかどうか。苦労人を殺してなお競馬界に生き続ける騎手が馬群を割ってベストコースを通ってくる。それを自前のエンジンが細く下りに依存しがちな馬でスローを叩き切れるのかどうか。武豊が。外枠から。
心の中の穴党が囁く。「このたぐいの武豊は消してなんぼだ。」と。
手拍子しながら一頭の馬を挙げる。「カリビアンゴールド。カリビアンゴールド。」と。
流石にそれは却下。タナカツの牝馬を買うとか。でもアースシンボルとはちょっと被るところがある・・・。（アースシンボルは東京二千四で唯一タナカツが勝たせた牝馬）
実際、ジリ脚だけどスローでしっかり伸びる馬ってのはタナカツと手が合うんだわなぁ。これがまくり気味に33秒で突っ込んできたら・・・タナカツ必殺のまくり殺しを東京でやれんこともない。カリビアンゴールド自身にはそれをやってのける血統背景がある。
それをやられたらね、リスグラシューはたまったもんじゃないよ。接戦になる。あるいは人気である分だけ包まれているかも・・・。外馬場は厳しい争いになるから。
人気薄でスローで大外枠。タナカツがヤケクソにやるとしたら溜め殺しではなくまくり殺しで一矢報いる形だ。一矢報いて惨敗。でも展開に影響したぞ、ハッハッハ。
んー。それで3着？どんだけドスロー？でも土壌はある。オークスという大舞台でなければ考えられる可能性・・・。
さて、弱ったぞ。楽しい可能性だ。
◯ブラックスピーチ
△カリビアンゴールド
[追記]
内が空くなら松岡がコスモネモシンする可能性がある。ハーツクライ×Kingmambo×El Pladoなら道悪は得意分野だ。
リスグラシューだのカリビアンゴールドだのと考える余地はないかもしれない。
[追記]
小島友実さんの記事によるとオークスまでがBコースまで・・・というそんな初歩的な情報を完全に放置していた。内の芝は死んでますな。確かに内から勝ち切ったオークスというのも見たことがない。
先行から押し切るにしてもビッシュみたいに真ん中あたりからジワジワと抜け出す様な形しかないし、ルメールはかなり難しい騎乗になりそう。スローでも前残りってのは限られているものねぇ。
これは難しい。ソウルスターリングが外に出す方法は無きに等しいわけで、この類の割り方はミルコの方が上手い。早めに動き出す競馬で残せる血統でもなし、考えられるとしたらエピファネイア方式の抜け出しだけか。
追記も限界なのでまた別の記事を立ち上げて印を打ち直すことにする。
[fin]
