このくらいに見慣れたメンバーだと予想するのも面倒くさいもんで、何が勝っても驚けない。
この相手関係と馬場と枠なら△メドウラーク。新潟記念で本命を打とうか迷った馬で、重馬場なら持続パワーピッチの追い込みでいけるんじゃないか・・・という考えだった様子。(覚えていない)
Roberto3×6でトゥザヴィクトリーの孫っ子だから内回りベターなのだけれども、近親にタニノクリスタルというフランスが入ってSpecialの靭やかさがオンになったピッチ走法。また母父クロフネであるから鈍重にズボズボ走るタイプで長い脚を使う方向もオッケー。スローの荒れ馬場エプソムカップなら狙ってみたい。
ダイワメ二頭が人気だがアストラエンブレムの素質を認めつつも、ここはエンドスウィープ斬れの◎タイセイサミットを選びたい。スローの前受けで頑張りました~なんてダイワメジャーを認めはしないが戸崎圭太の馬群割りとエンドスウィープ斬れの組み合わせは凶悪。エリ女の馬群を抜けてきたスイープトウショウのイメージで。
そんで◯ナスノセイカン。単純にしてアホらしく分かりやすい配合を組んだ馬であり、ベストはどう考えてもここだろう。典型的な持続ピッチの外回り馬であり、内回りも相応にこなしはするが外回りを延々と追い続ける様な形を好む。
けれど良馬場ではラディガ(Flower Bowl≒Swaps2×2のPocahontas孫)から受けた影響があって速さが足りない。ラディガの代表産駒はケイキロクで、これは重馬場オークスの勝ち馬。母父としても渋り馬場を得意な馬を輩出し、良馬場でも優秀な成果を見せたのは皐月賞場ナリタタイシンのみ。
その速さをLyphardへ頼むのは間違いではないが東京千八で真っ当に戦うにはHyperionの高速化が為されていない。Tudor Minstrelを代表とした速いHyperionを利用しないと根本的な解決がされないのである。(サンデーがそれを担当することもあるが、その場合はFlembetteスピードが要求される。)
どう考えてもその分が足りないのだがこの馬場で大外枠を得たなら一発があってもいい。
[追記]
☆デンコウアンジュを忘れていた。馬場がアルテミスSのときと似通っているだけに怖い存在。
ただある程度本格化した今となっては12秒4~での溜めでは劣る。ペースが落ち着きすぎる東京千八で通用する類の斬れではないし、毎日王冠で不自然に斬れなかったショウナンマイティのイメージと被る。12秒そこそこの追走できっちり溜めが入るタイプだろう。
[fin]