砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

エリ女展望(仮)

時間が足りないので超簡単に書いていく

京都二千二の古牝馬G1。展開は非常に流動的であり、クイーンスプマンテの双頭大逃げ押し切りからトゥザヴィクトリーの脚質転換差し切り、スノーフェアリーによる鬼ピッチ撫で斬り、スイープトウショウの格の追い込みなど様々。

共通するのは京都外のイメージほどストライドが勝っていないことであり、むしろピッチの方がよく走る。アドマイヤグルーヴとて決して大きなストライドでは走っていないし、ラキシスも全弟サトノアラジンから考えるようなストライドではない。

今年は例年より少しパワーを要する馬場になっているのでパワーピッチ馬は重要である。

これを表現する血統は大別して以下の3つ

1,ノーザンテースト

2,Danzig

3,Special

1と2は色々とまぁあるわけだが、とりあえずRoman的なイメージを大切にした配合馬がベター。ハーツクライがここで走ってくるのはRoman突進を表現しやすい種牡馬であるからで、牝馬においてはその傾向が顕著である。

Specialについてはメイショウマンボマリアライトのイメージで大体把握可能かと。あとフサイチパンドラとか?長い脚はないのだけれどもズバッと並びかけてからの持続でなんとか凌ぐ。ディアデラマドレやアロマティコのキンカメピッチ牝馬もこのタイプ。

大雑把であるがそんな感じ。血統のアレコレをきちんとまとめたいのだが、それは回顧のあとに。

[fin]