砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

日経新春杯出走馬を見る 印を打つ馬だけ

サンタフェチーフ
 Aureoleクロスだから馬群は拙い・・・というのはもちろんあるが、ドイツ血統が絡むと「馬群内での落ち着きつつも、そこから出して差せる」という方向へ進められる。エイシンフラッシュもAcropolis≒Aureoleであるが、好位から差しに動けるタイプ。Graustark=His Majestyが何かしら関わっている様子もある。
 だが四位のおっさんが鞍上なので最内一発などということはなく、間違いなく外に出してくるだろう。Darshaanとしてはそれは正しくあるわけだが、ドイツとの関連性が薄いので表現の場へ上がっていない。かといってMark of Esteemは父母父から牝馬へ干渉することは容易く、あまりよくない柔さ≒弱さが出ている。追走能力はドイツなのに登ってくれないから阪神外じゃ惜敗してしまう。
 関係性からすればフェノーメノに近い。デインヒルなのに登らないという。それだけに京都の中長距離は非常に楽しみなところで、愛知杯に行かなくてよかったなぁ、と思うのである。


カラビナ
 ステイゴールド×Sadler's Wellsという時点でややトーンダウンしそうになるが、母父Lyphardで夏を戦った平坦巧者エクスペディションを思い出してあげてください。(懇願)
 本馬の面白いところは母がアイルランドでFair Bridge≒Robertoなのに前駆が伸びることだ。Princely Giftにも見えるが・・・どちらかと言うとKris S.に近いかな?速いピッチではやや掻き込み気味に見えるが、シュッと前へ差し出すこの脚はエピファネイアに見たものだ。Princely Giftってのはもっと運動神経馬群にビョインビョインと跳ねる。それはゴールドシップにさえ見られるビョインビョインである。
 ・・・これだけで本命を打てるでしょ、と思う。エピファネイアと似た前足の捌きをする馬が前受けして京都を下ってくるんだもん。


△ミッキーロケット
 早熟の配合であり秋天出走から間隔を空けながらも走り詰めている・・・1番人気としては不安材料が勝つか。しかし京都変わりで前走と同じようにロードヴァンドールを捉えられないはずがないし、外周りであの雄大ストライドが活きるに決まっている。京都の和田竜でもあるし。
 ただ33秒に入る脚を使えない弱点はあるし、切れ負けする可能性はやはりある。そのくらいのスローを想定してこの印を打っているわけだ。横ノリの情報が出すぎているから、これは罠を仕掛けてきそうなんだよねぇ・・・。


ドスローならヒットザターゲットも考えたが、これはもう競馬をやめてしまっているね・・・。



明日が日曜かと思って急いで決めたら、まだ金曜日~土曜日だったでござる。

[fin]