砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

Admirationの道 その2

前回のまとめ+補足
英国「私達にはPretty PollyがありますからAdmirationはいりません」
英国「WoodbinehはSt. Serfを除き全てさしあげましょう」
英国「HyperionとDonatelloがいるのでね」
英国「君たちは余り物で頑張りたまへ」
英国「なんだったらPretty Pollyを分けてあげましょう。Nearcticなぞいかが。」

北米「カードが揃ったぞ!Northern Dancer召喚!」
英国「・・・(憤慨)」

英国「まだまだHyperion血統はあるから・・・」
北米「よこせ。Nearcticじゃ足りん。」
英国「!?」
北米「サンデーサイレンス出来たど!」
吉田「貰い受ける」
北米「La Troienneじゃないからいいよ」
英国「・・・(殺意)」


ということで今回はHyperionがメイン。

Twitterbotで回しているツイートに「サンデーサイレンスHyperionは頑強である、ということから考えなければならない。」ってのがある。これはMountain FlowerのがWoodbineまみれであることを示唆しているのよ。



Dowagerは父がFree France(USA)で、母がMarcellina(GB)。Flanbetteの良血が父親で、母はBeau Pereの全妹であるBelle Mereの娘。Beau PereはSwapsやFlower Bowlに見られる名血のSon-in-Lawで、北米唯一とも言うべきSon-in-Law血統だ。

だからKahled直父系のEdelweissはSwapsやFlower Bowlとほぼニアリーの関係。サンデー直子の代でそれが作用した歴史は・・・トゥザヴィクトリーくらい?ドバイでの激走をこれへ求める手はあるかと。(ダイワメジャーはBeau Pereを経ないKampalaの枝)

もしサンデーサイレンスが北米で種牡馬生活を送っていたら、この組み合わせが配合の主軸を担っていたかもしれない。「4分の1サンデー」で当たり前に使われているのは周知の通り。


して、このMountain FlowerへPromised Land直子のUnderstarndingが配されてWishing Well。一応Understandingの母Pretty Waysへ言及すると、Pennant・Aryshire・St. Serfから3本のWoodbineが見られる。大きな影響を秘めた流れでもないが、全くの無関係ではない。

サンデーサイレンスの代ともなれば「4分の1非Woodbine」なんてことはない。ただHillaryの様な配合が16分の1で居座っている点は忘れてはならないし、Woddbineの観点における「Sun Princess≒Mahmoud≒Khaled」もわりかし重い役割を担っている。

Mill ReefGrey Sovereign、あとフジキセキ絡みの配合では重要な見方だと考えている。ドゥラメンテルーラーシップの配合を比較するときなんかは、本当に。


続く