ジャックドールは2400mの方がいいだろうと思っていただけに、ここへの参戦は以外。ここでも差すでしょうし、2400mへ伸びても差すでしょう。それなら、Unbridled's Songとしては果たしてどうか、という。
Unbridled's Songで差すというのは効果として今ひとつですが、それはディープ産駒の全盛期の話でもあります。モーリス×Unbridled's Songで安田記念を1分31秒8で差しきれるのだ、と言われてみますと納得できなくも。
ちょっと宗教的に難しいですね。今回は消しです。
◎メイケイエール
◯ソダシ
△シュネルマイスター
サリオスとシュネルマイスター、ドイツのS牝系がマイルチャンピオンの大本命となった昨年のマイル戦線はソングラインとセリフォスの頭文字SのNoドイツが躍動。マイル戦線の先駆けとなるヴィクトリアマイルも、今年はスターズオンアースを破ってソングラインが制しました。
昨年のVMにしましてもソダシが勝っています。ドイツのS牝系が勝てないのに、頭文字Sが勝っていく不思議。その不思議に乗っかってサウンドビバーチェへ本命を打った私が言うのもなんですが・・・。
流石にそういうのはもういいんじゃない?という大本命メイケイエールですね。
まー、メイケイエールは東京マイルなら本命で間違いありません。私はVMより安田に出てきてほしいと思っていましたから、頓挫を喜ぶのもあれですが、私個人としては、そういうことですね。
ちょっと内枠過ぎる気もするのですが、外にジャックドールやセリフォス、ソダシがおるので問題ありません。ジッと構えてドバーンの馬たちではありませんから、内は内なりに流れる形となるでしょう。
それだけに外の馬はキュッと我慢して差したがる馬が多いのですが、内がこうですから外は自然と追従する形。つまり縦長想定です。それならシュネルマイスターの外枠は絶好というべきで、彼が勝ち切る可能性は高そうです。
ソダシとシュネルマイスターの一騎打ちにソングラインが混じって、さぁどうでしょう、というレースで間違いありません。私のイチオシ配合馬のシャンパンカラーが混じってくれてもいいんですが、31秒台の決着に混じるだけのスピードがあるとはあんまり思わないという。
なんというか、それは、父父キンカメの限界というべきでしょうね。中距離チャンピオンを出すなら父父キンカメは最上級の仕組みでありますが、他はちょっと。
だからソダシが出てびっくりしたんですよね。でも、まぁ、母父キンカメなら許容範囲です。しかし、まぁ、この相手関係ではその分だけ足りないのではないかとも思います。
父父キンカメというのは基本的にマンファスであるわけですが、母父キンカメの場合はMiesqueの影響が強くなるという、まぁ、割とよくある配合的なものです。とはいえ、やっぱり中距離ベストなのは間違いないんですけれども。
ソダシの前受けがペースの基本となりますからちょっと中距離的、千八のテイストが混じると思うのですよ。それで一番切れるのがシュネルマイスターですが、一番脚が溜まるのはメイケイエールでしょうね。
池添騎手の超絶ファインプレー待ちという、割とよくあるパターンですが、1200mに比べまして、爆発力は相当高いものとなるでしょう。
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