砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ロンスパトニービン、前受けトニービンを活かす 小倉記念回顧

上がりのしょっぱさは折り紙つきで、あのど消耗戦を後ろから差す馬がいなかったのは不甲斐ない。クランモンタナは7歳になってからズブさ≒しぶとさが増し増しで、この内容はトーセンジョーダンがジャパンカップで3着まで差し返したアレと似ている。 和田竜二…

アングライフェンについて 小倉記念予想

この馬を考えるに難しいところは、Northern Babyという時々目にするNothern Dancer系の血統。そしてその「時々」とはトランセンドの血統を目にする時のことを指す。アングライフェンはトランセンドの甥っ子なのだ。 配合だけを見るとそんなにステイゴールド…

モンドインテロの終わり 札幌日経OP回顧

シルクユニバーサルはブライアンズタイム✕Fappianoの短距離馬で、それにディープインパクトだから短距離適性がひっくり返って中長距離馬に出た。おそらく体形は母ちゃんにそっくりなのだろう。しかしディープインパクト産駒らしく四肢が柔らかに動く。 母が…

最強配合馬だから 小倉記念予想

リヤンドファミユはドリームジャーニーとオルフェーヴルの全弟。しかしその血統に見合わぬ走りぶりに口さがない人たちは「駄馬」と囁きあった。「とてもドリジャニとオルフェの弟とは思えない」 ところが今年の2月上旬。早春S、東京2400mを快勝したのである…

モンドインテロについて 札幌日経OP予想

ディープインパクト✕ブライアンズタイムの配合馬にしてPacfic Princess直牝系馬。父✕母父に関してはディーマジェスティを、ディープ✕Pacfic Princessはラストインパクトやキズナを髣髴とさせる。 Roberto✕Mr. ProspectorであるからNashuaクロスが発生してい…

小倉記念がつまらない◯個の理由

小倉は関西馬の出走が多い・・・というのは地理的に当然である。なんたって中央競馬最西端に位置するのだ。美浦から向かうにはあまりにも無理があるし、中京福島新潟とローカルの舞台はあるし、負担を気にするのであれば北海道に滞在して函館と札幌を走れば…

夏は梅雨をつれて

釧路は最近、蒸し暑い。 釧路の夏にはあんまり雨が降らない。降るには降るのだがすぐにカラッと晴れわたる。それも日中の気温が20度を少し上回る程度の晴れなのだ。この「過ごしやすい気候」と「第二の夕張」が釧路市を象徴するキーワードである。 それを翻…

しぶとい愛犬

死期が近づいてきた。 痩せ始めた頃合いは思い出せないが、順調に骨と皮の身体に近づいている。眠っている時間も多くなっているし、その時の呼吸も浅い。そして体温がとても低い。腹と胸を注視しなければ呼吸を確認することも難しい。 冬は越せない。体重の…