4歳馬がやっぱり強いんです。
やはり老いさらばえて熟成した馬にはない要素が必要なのでしょうか。
クラシックというのはやはり早熟性が必要な舞台で、そこで好走する馬と言うのはそういうことなのです。
ヴィクトリアマイルは牝馬三冠好走馬が良い、というのが一応のデータであります。
つまり一定の早熟性+4歳、という要素が大切なのだ、と。
エイジアンウインズなんかはサクラサクⅡ産駒のピークを1年ちょうど伸ばしたような馬。
サクラサクⅡの産む馬は競争寿命が非常に短くて、今年だとエバーブロッサムがそうでしょう。
終わった馬、と言えるかなぁ。
そもそも血統的な背景を持った素質牝馬はある程度の見切りをつけてさっさと繁殖に行くんですよね。
「お前が走ることは分かった!仔を産め」ということです。
なので仮にG1級の晩成馬がいたとしてもヴィクトリアマイルに出てくる6歳ごろには繁殖にまわる。
必然的にヴィクトリアマイルは4歳、せめて5歳、という世界ですよねぇ。
今年ではホエールキャプチャが6歳ですがこいつはクロフネ×サンデーの血統ですから・・・。
チヨダマサコ牝系×サンデー×クロフネ。血統としては一つの完成にいたっているのでしょう、
だから繁殖にまわすより競争生活を続けさせるほうがいい、という判断でしょうか。
おそらく「4歳有利」とホエールキャプチャの扱いに困っている人も多いでしょうねぇ・・・。
そういう点ではホエールキャプチャってどうなのでしょう。
人気を背負うだけの力はあるはずですが・・・東京馬場を軽やかに行く馬ではなくなっているのかもしれない。
きっちり中団につけてじっくりと伸びていく競馬が出来ればいいのでしょうが・・・。
絶好調男蛯名が乗るのであれば問題はないはず。戦略の技能は非常に高い男です。判断能力の低さが致命的ですが。
ただ、ヴィクトリアマイルというのは戦略的な破綻がおきづらい舞台なのです。
だから判断能力が試されることもないはずです。枠なりにやりようがあるのですから。
それだけに馬の能力、適性がモノを言うはず!
・・・
あれ?それなら明日の枠決定までやれることなくね?
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