この凶悪熾烈な差し馬をどう扱うか
今にして思えば・・・ジャスタウェイとの出会いはエプソムカップ。
「本命はファイナルフォームだ!」
「ジャスタウェイが絡んだら泣くしかない!」
その次が関屋記念。
「ジャスタウェイをここで買ったら負けだと思う」
そして毎日王冠
「タッチミーノットくるんじゃね?」
「あとショウナンマイティ」
「エイシンフラッシュ?斤量がね」
「やはりトウケイヘイローに乗っかり続けるしかない」
「仮に倒すとしたらジェンティやエイフラじゃない誰かだろう」
「・・・誰だろうな。ヴェルデグリーン?」
「いやいやいや、それならジャスタウェイを買ったほうがまだマシってもんだぜ!」
「(友達に向かって)エイシンフラッシュをアタマから買うくらいならジャスタウェイ買ったほうがまだマシってもんだ」
「え、え、ホントに来た。え。」
「俺・・・ヴェルデグリーンとジェンティとエイフラの三連複ならあったよ?」
「中山ならトウケイヘイローだろ!」
「出遅れた・・・」
今まで、一度たりともジャスタウェイの馬券を買わずに来ました。
だってトウケイヘイローがいっつもいるんだもん。札幌記念で美味しい思いさせてくれた大恩のある馬だもん。
惰性で買っちゃうんだよ・・・。
というわけでありまして。ジャスタウェイを疑うことに関してはプロですよ。
延々と疑い続けて買ったことなど一度もない。
だから俺とジャスタウェイの最終決戦!と勝手に決めて、安田記念を早々に予想しているのです。
士気は高い。この段階でこれだけ日記のネタが尽きないのだからかなりのものだ。ジャスタウェイ憎し。
さて、本題。
ジャスタウェイが勝つのに必要なことは
・渋馬場
・ハイペース?
・前が塞がらない
負けるのに必要なことは
・高速馬場
・スローペース?
今までのまとめではこうなります。
ハーツクライ産駒はパワー&スタミナであります。ジャスタウェイはその典型。
だから渋い馬場がほしい。
問題はペース。「?」の通り自信がない。
ジャスタウェイにマイルらしいスピード適性があるのか、ってことです。
今までのマイル戦は速くても32秒後半だったし、1800mでも抜けて速いペースで走っちゃいない。
秋天にしたって速過ぎるってほとでもないし。
「ハーツクライのパワーとスタミナでスピード適性を誤魔化してきたのでは」と睨んでいるのです。
芝の抵抗が高ければパワーが活きる。そしてスタミナの消耗が相対的に少なくなる。
スタミナの消耗が少なけりゃ終いも衰えない。これがハーツクライ式中距離戦法でしょう。
秋天なんかは前日が不良馬場。そっからの良馬場であります。
トウケイヘイローが一気に飛ばした。そして直線。一気にぶっ差すジャスタウェイ。
上がりは決して速くない。34.6。
しかし二番上がりのエイフラよりコンマ9秒速い。
でもジャスタウェイの強さはさ。なおかつスピードも兼ね揃えているところですよ。
エプソムカップに毎日王冠。鈍足のパワータイプだったら2着にいないわ。上がりも32秒7。
これだけのスピード能力がありつつタフ差しが可能とかね。読めるわけがない。
しかしハーツクライ産駒がこれだけのスピード能力を持っている事自体がおかしいのだよねぇ。
標準装備だったらウインバリアシオンがジャパンカップ勝ってるわ。
この持ち合わせているスピード。これが「中距離」なのが「マイル」なのか。
それが分からない。あぁ。
こういう脚質であるから決して守備範囲は広いわけないと思うんだよなぁ。
順当に考えりゃ今まで通り道悪スローマイルが望ましいか。
だってマイルを31秒台で踏破した馬って本職だけですよ。
あるいは高速適応がきくとか、馬場が高速すぎるとか。
言ってしまえばディープですよね。高速馬場のディープ。マイラーズカップみたいな。
ハーツクライの1800m~2000mベストがマイルを31秒台って・・・流石にスーパーホースすぎるんじゃない?
・・・。
もしかして安田記念は試金石?高速マイルをこなしたらマイル路線?ダメだったら2000m?
1800mってDDFくらいだからどっちかを選ぶために国内でマイルを試すのか?
そこら辺はさておき。
東京芝をもうちょっと考えるか。
ロードカナロアやショウナンマイティが走るのだから結構渋めだと思うが
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