砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ゴールドシップの先行は可能であるか 札幌記念予想

可能不可能を言えば可能でしょう。


しかしその手段はウチパク的で、なんとも言えず地方競馬の匂いがするやり方である。

横ノリってのは競走馬の一部になろうという人間なのだろうし、

ウチパクってのは競走馬を走らせる機関になろうという人間なのだろう。

具体的に言えば。

横ノリは馬の邪魔をしない57kgになろうとする。

ウチパクは馬に有用な57kgになろうとする。

というイメージですねぇ。

うん。ふたりともやることは変わらないのよ。

ゴールドシップのために作戦考えて、それを実行して勝ちに行く、と。

ニュアンスくらいの違いだわ。でも馬はそれを読み取ってしまうのだから困るのだけども。

アベレージを言えばウチパクの方が上だと思う。

走らせる技術はやっぱりあるでしょう。

しかし気性の悪いG1馬を走らせるなら横ノリなんでしょうねぇ。

つまり横ノリってのは馬の気分を害することをしたくはないだろう、と。

スタート直後に落ち着かせもせず追い始めるという行為は・・・。

そして可能ではあるんだろうけど宝塚記念ほど意味のある行為でもないと思う。

宝塚は馬場が渋いからペースが落ち着いた。だから強みであるパワーを活かして先行するのが苦ではなかった。

今回は直線が短い上にそんなに馬場は荒れない。ペースは緩まなさそう。

あれ?宝塚で有利に働いた要素が尽くそっぽ向いているよ?って話です。

小回り洋芝2000mは向かない話ではないんだけどね。

でも宝塚記念がさ。雨で渋った宝塚記念ばかりはゴールドシップの日本におけるベスト条件なのですよ。

それに比べたら札幌記念なんてケチのつけようは腐るほどあるのさ。

だって・・・2000mなんて皐月賞から一度も走ってないんだぜ?

ずっと距離を長く見積もって走らせてきたのにここで2000m。信頼しろというほうが無茶だ。

渋い馬場でこそ他馬を圧倒するパフォーマンスを見せるのだしさ。

もう雨でも降らない限り馬券に絡ませないのが吉じゃないのかねぇ・・・。

ゴールドシップ宝塚記念はオルフェーブルの有馬記念ですよ。

もうドハマりしててライバルなんていませんよ、状態。

まぁ、ウイバリをアタマにして馬券を買った人間の言うことでもないだろうが

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