こういう作業もまた面白いかもしれない。
そしてちょっと書き方も工夫する必要があるかなぁ。
あ、今度そういった本でも読んでみようかな。文章の書き方を学ぶのも面白い。
競馬ブログを見ているとみんな色々と試行錯誤して見やすい書き方をしていますよね。
とりあえずは京都牝馬から。展開も抑えながら理由も一緒に。
基本は前残り
ケイアイエレガントがマイペースに逃げを主張して京都マイルらしからぬスローへ誘導。京都マイルの常として「ハイペース&流れ込み」があるものだからこのスロー展開は所詮は牝馬戦と言うべきで、600-800m区間で刻んだ12.4秒で前残りは確定したようなものである。
外回り巧者の不在
前残りであるのに前が残らなかったのはこのじんわりとしたスパートが原因で、京都外回りの特性を完璧に掴んだ内田会心の逃げであったと言えます。内回り巧者というのは基本的にストライドが伸びないから11.9-11.7-11.0-11.5と刻まれてしまうと最後の1Fで外回り巧者の伸びに屈してしまうわけです。ウリウリが最も伸びたのは1200-1400m区間で、それ以降はさっぱりでした。
京都マイルにおける持続力とは
京都外回りとなると「持続力≒下り力」と言えなくもなく、下級条件の様なスロー展開から下ればその傾向は強まります。つまりモチジュン先生の言う「ナスキロ」(ナスルーラとプリンスキロ)がこの展開においては持続力と同義で、柔らかな馬体と綺麗な前さばきでゴロゴロと下ってきた馬が上位4頭であり、彼らは外回りマイルを追い込むのに長けた外回り巧者であった。
ウリウリの5着は好内容である
それらの観点からすると内回り巧者のウリウリがここまで詰め寄ってきたのは素晴らしい結果。上位がみな内を突いていた様にインベタ馬場だったわけで、それを延々と外を追走して外から内回りの差し脚で5着まで詰めたのはまさに横綱相撲。キャトルフィーユに先着したのは大きな収穫だろう。
ケイアイエレガントにはもう一つ上のギアがある
といっても果たしてそのギアが活かされることがあるのかどうか・・・。平坦千八でじんわりとペースを刻めばもっとパフォーマンスは上がると思う。だけどそんな重賞ねぇよ。
ゴールデンナンバーは鉄砲の分だけ差しきれなかった
6月下旬から京成杯AHの除外を挟んでの鉄砲で、本来ならば32秒の上がりで差しきれた展開だったと思う。かといって次走でこれほどの好展開好メンバーで臨めるかと言えばそうでもなく・・・。次走に期待するというわけじゃなくてゴールデンナンバーはようやっと掴んだ重賞勝利の機会を逃したのだ、というゴールデンナンバーファンの嘆きの声。
キャトルフィーユ本命は見当違いだった
モチジュン先生の「血統クリニック」を再チェックすると「こいつラトロ肩だから」と。「そりゃバックパサー入ってますけど・・・?」と思ったらKey to the Mintがバックパサーをオンにしているんですか。愛知杯のレースで眼が眩んでいたか・・・。
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