砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

中山記念予想

ハナを切るのはタイキパーシヴァルだとしまして・・・。


このタイキパーシヴァルはマイペースで逃げてこそですからハイペースはありえません。

他に主張する馬もいませんからここは緩く逃げるでしょう。

なので好位競馬であることは間違いない。

ところが11頭立てだから溜め殺しの不安がない。

つまり人気している馬でしっかり決まるはずなんですよ。

イスラボニータはスローが達者ですから軸にはぴったりです。間違いのないところでしょう。

好位に構えてピュッと抜け出す。それで完勝。

しかし中山金杯が気になるよね。

ロゴタイプの勝ちパターンにハマったはずなのに、追っかけて来たラブリーデイが交わしてしまった。

イスラも秋天ジェンティルドンナに差し返された事から似た傾向を匂わせる。

だから持続的に差してくる馬が最後の最後でかわって来るんじゃないのかな、と思う。

スロー展望ならばヌーヴォレコルトの差し脚にかけてみるのも悪くないのではないか。

だけれどこう・・・3F的に弾ける展開だと絶対に届かないよね。ステファノスにも同じことは言えると思う。

4角の素早さではロゴタイプが最強だし、一瞬で抜け出す速さはイスラボニータが最強。

どういった枠組みで最強なのかと言えば、現役馬の中で最強なんですよ。少なくとも最強クラス。

中山1800mでテンから遅い展開だとさすがに持続差しは届かないと思うんだよねぇ。

中山金杯はテンから速く行って、ちょいと中だるみ。そこから延々と12秒ソコソコでラップする持続戦だった。

あそこで持続脚にまくったラブリーデイが異常なのだ。京都記念でも前受けで差し残ったし。

スズカデヴィアス藤岡兄貴が完璧にハマったのにそれを交わしてしまうとか鬼だわー。

だからその・・・スローで隊列が決まるなら終いがしっかりと残るでしょ。

その上で11頭立てで急かしてくる先行馬もいないのだから序盤はスローで間違いない。

そこから徐々にペースアップしたとしてもタイキパーシヴァルの許容範囲に留まる。

G1馬が疲弊するようなペースにはならないからスロー~平均というふうに推移するとして・・・

やはり3F的にスパッと切れる形になるのだろう、と予測。

馬場の荒れ次第にもよるのだが差し馬の4F的なスパートはコーナーリングが達者でなければ難しい。

やはり前受けでの決着か。内に入るならマイネルフロストが面白いだろうか。

本命はイスラで揺るがないだろうが中山職人のロゴタイプ(鞍上Cデムver)も面白い。

この馬の場合は折り合いが難しそうだがねぇ。

横ノリさんとかルメールなら「逃げろ!逃げてしまえ!」と無責任なことを言えるが・・・。

Cデムだとシンプルにねじ伏せてもらうしかないわ。

折り合いさえつけば3角からねじ伏せに行けるのだがね。

中山記念の馬場ならば外差しの不安はない。折り合いさえ。折り合いさえ・・・。

ロゴが3角からねじ伏せる姿が見える。見えるぞ・・・!

でも上手く折り合いがついたロゴの姿が見えねぇよ。

[fin]