砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

オーシャンステークスとチューリップ賞を回顧

あれなんですね。雨降ってたんですね。


雨のおかげで随分と酒井学は悩んだでしょうねぇ。

良馬場ならば持ち時計の差でどうとでも料理できますが雨で8秒決着になれば難しいもんです。

スローの中で弾ける馬なんてたくさんいるんですよ・・・。

しかし酒井学騎手の騎乗は完璧でした。ハクサンムーン自身は終いを12秒きっかしで締めている。

消耗戦にはなっていまして、過去にもマジンプロスパーに差されていますから特に悲観するようなことでもない。

この稍重馬場への対応力で敗けたってことだけで・・・。

ラインスピリットは残念。7秒決着の中でどのくらい躍動するかを見たかったのに。

マイルをこなしたように時計がかかるほうが走るのかなぁ・・・。淡い夢を見たいなぁ・・・。

チューリップ賞ココロノアイが完勝。

良馬場ならともかくこういった馬場ならばステゴ×デインヒル×リアルシャダイで決まっていいでしょう。

ぶっちゃけた話、ブチコとほとんど同人気ってのはなめてますわ。アホか。

阪神JF3着馬をなめちゃいけませんよ。青田買いってレベルの人気じゃねぇぞ。

でも良馬場だとココロノアイはそんなに強くはないでしょうねぇ・・・。

いや、この馬場でこのメンツを相手にコンマ2秒差をつけられるならかなりのもんかなぁ。

敵はディープインパクト産駒を代表としての瞬発馬たちですね。今回はアンドリエッテが突っ込んできたし。

(といってもアンドリエッテは母父にシルバーデピュティで、母がミスプロクロス。力っぽいかねぇ)

5着のアスカビレンは面白いですね。Highclereのクロスとは。

もうちょっと言えばBurghclere≒Height of Fashionのニアリーなんでまだまだ成長するでしょう。

母父のスウェプトオーヴァーボードで距離適性は短めに出そうだけどブラックタイドならそんなもんでしょう。

こういった粘りっぽい展開でドンドコドンドコと迫る形ならばなかなか面白いと思います。

古馬になってからヴィクトリアマイルを前受けしてほしいなぁ・・・。

あら、コンサットゥーレはクランモンタナの全妹なんですね。

アスカビレンと同じように晩成傾向がありそうですし、1年後に期待したい。

今はまだジリ脚でこうやって雨馬場で迫るくらいが関の山ですが、本格化すれば良馬場で粘り込めるのでは。

お、武庫川ステークスはテイエムタイホー。距離延長一発でハマりましたか。

サトノアラジン菊花賞の斜行されなければ2着があったかもしれない馬だよなぁ・・・。

菊花賞で賞金を加算でてきていれば京都開催までのんびり出来たのに。仕方がないことかね。

スピカSはモーリス一閃。トザケーは外差しでオーシャンと2連勝してるんですね。

・・・外差し馬場になっているのかな。内回り巧者の外差しがこんなに決まるのだから。

流石にストライドを伸ばしてまくってから・・・というゴルシ戦法は無理ですけども、これは弥生賞が楽しみな馬場ですわ。

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