砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

毎日杯展望

今週はドバイもありつつ高松宮記念もありつつ、と楽しい週末。

出来ればリアルタイムで観戦したいのだけど我が家のテレビはBSやCSに対応していない。

グリーンチャンネルでドバイのレースを無料で見られるらしいけどBSCSへの対応が必須。

こりゃ駄目だ、と。


エピファネイアにスミヨンが乗るらしいのでヴィクトワールピサするんじゃねぇか、という思いがある。

けれど・・・確か今年からはオールウェザーじゃないんだよね。芝馬には辛いんじゃないかねぇ・・・。

で、毎日杯

持続的に伸びる馬が良さそう。過去の勝ち馬はみんな4F的な脚を持っている。

するとアッシュゴールドが悲願の重賞制覇となるか。

きさらぎ賞ルージュバックの強烈な牝馬切れとディープの名血切れにやられてしまったが、

血統的にも切れる馬ではないから外回りは好まないものの、阪神ならば勝機もあると思う。

それでも勝ち切れるかは・・・難しいなぁ。

阪神1800mは登坂があるだけに序盤から遅くなる事が多い。

そこを突く騎手が大逃げ的に行くこともあるわけだが今回は果たしてどうだろうなぁ。

それにしても今年は面白いくらいにブラックタイド産駒が活躍しているなぁ。

タガノエスプレッソキタサンブラック。同年代から二頭も重賞勝ち馬が出たのは初めてだ。

前受けのブラックタイド粘りが決まってしまう、ということだわな。

逆にアッシュゴールドはスロー展開に悩まされてきた馬だからな。ここで盛大に弾けて欲しい。

ちなみに昨年の毎日杯勝ち馬はマイネルフロストブラックタイドの粘り馬です。

つまり粘ってなんぼであるから母父エルコンも狙えるっちゃ狙えるわけだな。

ピッチ的にジワジワと11秒ラップを重ねて突っ込んでいくならエルコンはベストチョイスっ!

そういったスタミナを伝えるのがエルコンドルパサーというキングマンボ直系馬。

過去に馬券となった馬を見るとほとんどがジワジワと好位から迫るタイプだった。

中には後々にダートをこなした奴もいる。一瞬の切れを見せる馬ではないわけですよ。

そういった中でちょいと異彩を放つのがキズナですね。

超持続型ストレッチランナーが外から別の競馬をして容易く差し切ってしまった。

キズナはそれまで速い外回りを経験していなくて、ラジニケ2歳はエピファネイアの反応の良さに惨敗した。

それと同じことがアッシュゴールドにも言える。流れこんで差せるのであれば違う脚で突っ込んでくるはず。

オルフェやドリジャニほどピッチで走らないらしいから外回りで流れ込めば格の違いを見せつけるだろう。

ダノンリバティなんかも面白そうだが・・・お前ダートを走ったほうがいいんじゃないかい?

だってほとんどヴァーミリアンと同血だよ。母母のスカーレッドレディがヴァーミリアンの母で、

それにキングマンボ+サドラーズウェルズFairy King)+シアトルスルー

キンカメの母親の部分だけでなんとか芝適性を見せられるか、というくらい。ラストタイクーン頑張れ!

距離は1800でも短いくらいだろうが・・・この血統だと外回りは微妙かも・・・。

シンプルにディープインパクト産駒を頼るのがベターなんだがそれはスロー前提だな。

もちろんスローになる可能性のほうが高いけれど、俺はアッシュゴールドも好きですから。

それにしても小回り向きの馬しかいねぇな。柔らか靭やかストライダーはいないものか。

ディープ以外で。

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