砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

今週はラジオNIKKEI賞 血統を絡めて昨年を振り返る

CBC賞は非常に難しそうなのでラジニケにしよう。


ラジニケは小回り力があれば何でも良い、というレース。ダラダラと脚を持続させる馬が強いので、なんだなんだあいつ捕まらんぞと勝ち切ってしまうパターンが多い。

今回はちょいと血統面でのアプローチを強めてみるか。

例えば昨年の上位7頭に共通した血統がRibot。1着2着4着6着9着13着14着15着がGraustark(=His Majesty)持ちで3着4着5着6着がAlleged持ち。7着がTom Rolfe持ちとなる。そしてMr. Prospector(≒Majestic Prince)をその全ての馬が持っている(カウニスクッカがMajestic Prince持ち)。

Lyphard持ちが3着4着5着8着9着10着12着、そのうちBushing Groomを併せ持つのは5着8着、アグネスデジタルを併せ持つのが3着4着。ダンシングブレーヴ経由で持つのが3着9着。Halo≒Drone≒Red Godのニアリーを行っているのが3着5着8着となる。

なんて意味のないデータだ・・・。

Crafty AdmiralをDanzig相手にクロスしているのは1着3着4着だけ、というのはどうだろうか。ちょっと使えそう。

あと気になるのは・・・ラトロ血脈を持つ馬が多いよね。Buckpasser持ちが2着4着6着7着16着。Never BendBold Reason持ちが1着2着3着9着10着11着13着14着。My Charmer持ちが5着12着。著名なラトロ血脈がないことには上へは絡めない・・・ということだろうか。

マンカフェ×Danzigというのは結構強力なパワーを生む組み合わせで、コレはおそらくLaw SocietyDanzigの血統に呼応するからだと考えられる。その応用で擬似的にDanzig的なパワーをマンカフェから抽出しているんじゃねぇのか、というのが5着6着馬へのアプローチ。

5着は非常に分かりやすい。Tom Rolfe4*6に加えてMy Charmer。My CharmerはWar Admiral含みのLa Troinne血脈をクロスしているからなかなか力っぽい配合形になっている。けれどこれはフォーティナイナーがメインだわな。マンカフェはあくまで利用される立場かと。

6着はUncommittedがBusanda≒Better Self2*2の強烈なラトロ配合。そしてTom Rolfeの母であるPcahontasが6*7でクロスされている。上と配合系は似ている。

だけどこの5着馬ラディウスと6着馬カウニスクッカの競馬って・・・最後方追い込みと番手押し切りで正反対なんだよなぁ。ペースはイーブンだから先に使うか後に使うかの差でしかねぇけども、いやいやそんな簡単な話でもねぇ。

カウニスクッカは展開利で残ったんだろう。対してラディウスは実力で差し込んできたのだろう。その実力ってのは多分Halo≒Red Godによるニアリー機動力。差し込めたのはそれが原因だろう。

[fin]