砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

エルコンピッチで差し込む 新潟記念予想

さて、夏の終わりはラトロの終わり。秋の入口にラトロ花火があがるかどうか。


Sadler's Wellsを筆頭に「ノーザンダンサー×ラトロ」という配合は少なくない。この時のラトロの働きというのは「ストライドを固める」という動きをしているのだと思うのだわ。ミルリーフやリヴァーマンシアトルスルーなどのナスキロラトロ、ボルキロラトロも同じで、柔らかく動くのを素早く固く動かそうという働きをラトロは担っている。

だからサドラーなんかをBuckpasserで弄ってやることで動きに俊敏性が出て、ナスキロラトロなども一緒に詰めてやると靭やかピッチへ誘導されるのではないか。サドラーは特にSpecialを持つから道悪を苦にしないところがある。

ハーツクライ×ミスプロ×バックパサーのケレンケカリーナが長岡Sで7番人気からぶっ差したが、これはトニービン柔らかをLyphardクロスで抑制し、その上でUnbridled's SongとThe Axeからラトロを配給し、Promised Landクロスで差し馬化を果たした。Fair Trialでピッチ化、ラトロで固めるという過程は同じだろう。

この横一線の決着に顔をのぞかせた穴馬にアンブリッジがいる。これがダイワメジャー×エリシオ×Shirley Heights×Lyphard×Secretariatで、まさしく「サンデー×Fair Trial&Sadler's Wells=Fairy King&ナス(ボル)キロラトロ」である。

単刀直入に簡単に、大好きな言い方をすれば「エルコンドルパサー的」を狙えば良いのだ。弥彦特別の勝ち馬シュンドルボンはハーツクライ×エルコンドルパサー×Riverman×Bold Lad×Hyperionだ。

また裏街道も存在する。シュンドルボンの二着ラインハーディーはオツウの4分の3弟で、ゴールドアリュール×トウカイテイオー×リアルシャダイ×ノーザンテースト×エルセンタウロのバロクサイド牝系。

ノーザンテーストをきちんと弄ったHyperion特化型の配合。一方でラトロはNever Bendしか引かないがLalun弄りのTourbillionをトウカイテイオーは存分に持ち合わせている。ピッチの出処はRoberto×Nijinskyだろうがノーザンテーストもそれを手伝っているし配合の無駄が少ない。Special×バロクサイド×スイートルナーも隠し味に効いている。

つまりノーザンテーストニアリーにSpecialを掛け合わせることでオルフェドリジャニ兄弟らのピッチを出すという戦法。ニアリーしなくともやることやりゃいいし。

柔らかい馬は動きづらい展開だ。内が伸びる以上なかなか外に出せない。大きく外に出して良好馬場を味方にストライドを伸ばす方法もあるがよほどの馬でなければ届かないだろう。

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