砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

エスカロップほどに~フェデリコ・テシオ

リボーの血統を見続けている。ネタになるほどの発見はないがフェデリコ・テシオって人は血統というものを本当によく考えて馬を作っていたのだなぁと感服するばかり。ノーザンダンサーに悩む現代人はこの人の配合論を手本にすべきなんだろう。

ネアルコもそうなんだが、ToxophiliteとHamptonとSt. SimonとCylleneの組み合わせを淡々と重ねているんだ。これはPolymelus-Phalaris-Pharosのラインを踏襲した配合。しかも良質のSt. Simonのラインを重ねながらPolymelusをニアリーするという技法を見せ、まさしくこれは現代的だ。

フェデリコ・テシオの本でも読むかねぇ。これはすごく気になる。

ちなみにエスカロップは今日の昼飯。本来はバターライスに牛カツ乗せてデミグラスソースをかけたものだが、作った貧乏エスカロップはチキンカツにオーロラソースをかけている。しかも野菜をとるためにバターライスが五目ごはんみたいになっているから貧乏感もひとしお。

しかし釧路人の嗜みである鉄板があるから美味しい。おこげの様にパリッとした底のバターライスが歯の間に挟まって美味しい。爪楊枝必須。

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