砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

シンハライト雑感

母シンハリーズがリラヴァティアダムスピーク、アダムスブリッジらを輩出する名牝かつ名繁殖。

アダムスの牡馬二頭は脚部不安で早期に引退してしまって残念。アダムスブリッジなどはMahmoudさんが皐月賞で本命視する俊敏で重厚な馬だった。ゼンノロブロイの代表産駒になれたかもしれない逸材。

これはおそらく前脚のパワーが強く、前脚の踏ん張りどころが限りなく馬場に対して垂直に近かったからではないかと思う。Haloクロスの靭やかで無駄のない捌き、それにNever BendBold Reasonのラトロ肩が噛み合いすぎて固い馬場では負荷が大きかったのだろう。これはリアファルにも似たことが言える。(Halo≒Bold ReasoningかつNever BendBold Reason

阪神を走っている間は問題ではないと思うが京都を走るのは少し怖い。オークス秋華賞では打倒メジャーエンブレムの旗印となろう名牝だからなおさら勿体無く思う。特に秋華賞はベストの舞台だろう。

やはり前脚の強い馬は描き込んだ方が安心だ。使えるレースは減ってしまうだろうけれど脚元の不安も減るだろう。牡馬なら有馬記念を狙う選択肢もあるし。

俊敏でパワーの豊富な配合だから馬場の踏み固まっていない開幕週がベスト。あるいは芝が深めであったほうが良いだろう。もちろん道悪は鬼。

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