なーんにも手を付けていない俺であるから「生死不明」の扱いを受けていた。もちろん冗談であるのだろうが今時の扱いとしてはそんなものだろう。昔はみんなブログをそれぞれ持っていて、それぞれがそれを巡回して近況を見る・・・というのは中学生くらいまでかな？本格的にバラバラになったころにはミクシィも下火となってフェイスブックやツイッターが主体になっていた気がする。
「生死不明（笑）」の俺が今でもブログを書き続けている・・・というのは友人の小さな驚きを誘うのに十分であった。「でも競馬のことばかりだから」と言っておいたし、また彼の積極的に探すつもりもないだろう。だからこんな事を書くのであるが。
その彼の披露宴へ出向かなければならない。「ならない」という言葉を使う程度には面倒臭さを感じている。義務感を否めない。俺個人の「倫理」としてこういった行事に向かわなければならない。前回も書いたと思うが「そうしなきゃ俺ってただの出不精じゃん。コミュ症末期じゃん。」というわけである。
しかし義務ではモチベーションが上がらない。それもまた事実。何が悲しくて無職の俺が他人を祝うのに何万円もかけて空の旅を楽しまなきゃならんのだ。そんな金があったら・・・！と、あらぬ思考領域まで踏み入れかねない。
また俺の人生を鑑みても・・・俺の経済感覚は現代的ではないのだ。鎖国時期の弱小藩政の様にただ詰めろ詰めろで財政縮小しかしない。オランダ人でもフランス人でも、なんでもいいから誰か文明開化施して！
そんでね。まぁ仕方がないなぁ・・・とニッコニコで思うわけよね。イエス。前回（宇都宮）は土曜に披露宴であったため、そして月曜日の祭日まで休みであったことを1ヶ月前に確実と出来なかったため、つまり諸事情により断念した競馬観戦である。行くぞ、東京競馬場。
でも今回は日曜日に予定があるわけなのメインオブメインの日曜11レースは無理である。「こうなったら土曜メインの千六万下でもいいやー」と思って見たら・・・サウジアラビアロイヤルカップがあるじゃないか。おっしゃ！俺は今夏今秋2歳戦に生きるぞー！
前身のいちょうSが重賞に格上げされ、その翌年に今のレース名となった。グレードは未だついてはいないが立派な重賞レースである。ちなみに一昨年の勝ち馬はクラリティスカイ（NHKマイルC勝ち馬）で、昨年はブレイブスマッシュ。横ノリ無双のレースだ。
問題は・・・月曜日までいるかどうかだ。府中って郊外だから・・・。金曜に東京前入りして、土曜日は競馬場に入り浸って・・・という風だとチェックアウトして競馬場へ行かなきゃならない。手荷物邪魔くさいなぁ・・・。東京駅近辺で宿を取って、東京駅に荷物置いて、レッツゴー府中！という風にしようかなぁ・・・。レースが終わったら東京駅へ戻って、荷物回収して、新幹線・・・おぉぅ、新宿経由なのか。
府中に宿を取るのが一番後腐れがない。飛んで、府中へ行き、一泊して、競馬を楽しみ、満身創痍で戻ってもう一泊、朝からバタバタしながら足利へ・・・まぁバタバタする必要もないけれど。首都圏からなら2時間3時間で着くものな。
しかも「りょうもう号」は21時まで運行している。足利の日帰りは可能・・・！それならば浜松あたりに宿をとって荷物置きっぱであっちゃこっちゃ移動すれば楽だ。本当にねぇ・・・宿泊荷物を手に関東圏を旅して回るのって大変だわ。浜松ならモノレールで着くし、多少大きいバッグを持っていても我慢できる距離だ。
でも都内にホテルを取ると高い。3万くらい違ってくるからな。まぁ安いところを探せばいいんだが、前回に宇都宮で取ったホテルと同じ系列を都内で取ると死ぬ。なんでさー、ちょっと奮発して宇都宮1泊8000円くらいだった奴が都内1万3千円ほどに！需要と供給がそんなに偉いのか！
まぁ3連休に有給絡めて・・・という客を狙うのは仕方がないよな。目的の披露宴とて予定の立てやすい3連休のど真ん中を使っているのだ。世の中の回り方として正しいことだ。でも被害大きい。死んじゃう・・・。
足利市に宿を構えて府中へ旅立つ・・・その方がお金は困らないな。そもそもスーツで出歩く時間は限りなく短くしたい気持ちもある。暑いからね・・・。
したら・・・城跡でも巡るかー。はっはっは、新田金山城とか山登りと限りなくニアリーじゃないかなぁ。いや、京都の鳥居地獄よりはマシかな。伏見稲荷で歩き疲れて死にそうだったと姉が言っていた。一人で京都行って一人で伏見稲荷踏破したんだって。彼女のモチベーションはどこから出てるんだろう。
よし、東京競馬場をモチベーションにして・・・なんとかするか。
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