砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

府中牝馬S予想

スマートレイアーには逆らえない。千四型であるためにここでもズバッとゲートを出せるし、千四型であるために、直線での加速が素晴らしい。けれど千四型だからこそ勝ちきれない。最後の最後に差される。

同様にクイーンズリングも逆らいづらいのだが、スマートレイアーより距離に融通が利かないから千八なら消した方が妙味があるだろう。

マジックタイムハーツクライブライアンズタイム✕Sadler's Wellsのわりにはストライドが靭やかに伸びる。伸びすぎる嫌いがある。それだけにここはベスト条件で、鞍上がルメールで逃げ想定が武豊ならばベストもベスト。番手から構えて差し込めば勝ち切れる。

カフェブリリアントは東京千八では少したりなさそう。掲示板まで来ればいいだろうが、スマートレイアーの番手なら福永がドンピシャかもしれない。前の薄い展開でスローは内定済み。ならば前残り警戒は必要だ。だがスマートレイアーを交わすには足りないだろう。

そしてシャルール。強いスタミナ血統を近くに持たないのがロブロイ牝馬として物足りないところだが、配合自体はまとまっている。東京スローの前残りならカフェブリリアントより上手だろうし、ましてや鞍上がノリならば面白いところ。ただ、小回りベストの能力下位であるから3番人気は旨味がない。スローじゃないと突っ込めないし、またスマートレイアーのスローはG1級のスローだ。少し弾けづらいかも。

シュンドルボンは中距離馬であるし、また小回りの馬なので牝馬戦では旨味がない。大阪杯中山記念で見直したい馬なのでここは見送り。

アスカビレンはBurghclere≒Height of Fashion3✕4のブラックタイド産駒。先行から流れ込んで粘るのが得意技で、三木特別では32秒9の高速上がりを前から繰り出してみせた。スウェプトオーヴァーボードのスピードを持つから強烈なニアリークロスの割には俊敏に動くのがミソ。G1級の器であるからここも当然勝ち負け。

◎アスカビレン

マジックタイム

スマートレイアー

カフェブリリアント

✕シャルール

上位三頭は鉄板だろう。

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