秋天ともなればそれぞれ一度は血統表を見ながら唸った馬ばかりだ。改めて掘り下げる前に少しの雑感を残しておく。
→中長距離トーセンジョーダン
アンビシャス
→気難しい駆け上がるディープ
→ムキムキ俊敏ディープ嵐猫
カムフィー
→競馬達者のダンスインザダーク千八
→里見オーナーの隠し玉
→里見オーナーの変化球ディープ
→北米型ディープ牡馬の重い切れ
→三度変化のノーザンテースト
モーリス
→正統派ダイナアクトレス
→グラスワンダー粘りのキンカメ
→相似配合のキンカメピッチ
→あんまり弾けないエイシンフラッシュ
→妖艶な追い込み
→競馬の天才
重賞を勝っちゃう馬って血統表に対して素直に出たタイプがほとんどで、もちろん血統表からは何パターンもの馬が出るし、そのうちの1頭が重賞級に出るのが普通のレベル。全部が重賞級で数頭のG1勝ちクラスを出すのが名繁殖ってもの。
馬の見る目がない俺は重賞級に出て「こいつはこのパターンなんだな」と目星をつけるわけだが、里見オーナーの馬はその推測がひどく困難である。重賞を勝つならこっちかこっちのはず・・・だけどどっちでもない、ってのが実に多い。
しかも複雑な血統の馬が勝つことが珍しくなく、つい先日サトノダイヤモンドに敗れた俺の心はサトノクラウンにかき乱されている真っ最中。勝ち方は間違いなく中長距離馬のそれなのだが、Halo≒Sir Ivorに対してどうしても素直になってはくれない。
またG1馬が5頭も出てくるレースだから、悲願のG1を2連勝なんてことも難しそうではある。けれど場合によってはサトノクラウンに本命を打つ可能性もないわけじゃない。アンビシャスが届く外差しバイアスでもないだろう。
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