砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

秋天葛藤広場 その1

秋天ともなればそれぞれ一度は血統表を見ながら唸った馬ばかりだ。改めて掘り下げる前に少しの雑感を残しておく。

アドマイヤデウス

→中長距離トーセンジョーダン

アンビシャス

→気難しい駆け上がるディープ

エイシンヒカリ

→ムキムキ俊敏ディープ嵐猫

カムフィー

ダンスインザダークステイヤー

クラレント

→競馬達者のダンスインザダーク千八

サトノクラウン

→里見オーナーの隠し玉

サトノノブレス

→里見オーナーの変化球ディープ

ステファノス

→北米型ディープ牡馬の重い切れ

ヒストリカル

→三度変化のノーザンテースト

モーリス

→正統派ダイナアクトレス

ヤマカツエース

グラスワンダー粘りのキンカメ

ラブリーデイ

→相似配合のキンカメピッチ

リアルスティール

→あんまり弾けないエイシンフラッシュ

ルージュバック

→妖艶な追い込み

ロゴタイプ

→競馬の天才

重賞を勝っちゃう馬って血統表に対して素直に出たタイプがほとんどで、もちろん血統表からは何パターンもの馬が出るし、そのうちの1頭が重賞級に出るのが普通のレベル。全部が重賞級で数頭のG1勝ちクラスを出すのが名繁殖ってもの。

馬の見る目がない俺は重賞級に出て「こいつはこのパターンなんだな」と目星をつけるわけだが、里見オーナーの馬はその推測がひどく困難である。重賞を勝つならこっちかこっちのはず・・・だけどどっちでもない、ってのが実に多い。

しかも複雑な血統の馬が勝つことが珍しくなく、つい先日サトノダイヤモンドに敗れた俺の心はサトノクラウンにかき乱されている真っ最中。勝ち方は間違いなく中長距離馬のそれなのだが、Halo≒Sir Ivorに対してどうしても素直になってはくれない。

またG1馬が5頭も出てくるレースだから、悲願のG1を2連勝なんてことも難しそうではある。けれど場合によってはサトノクラウンに本命を打つ可能性もないわけじゃない。アンビシャスが届く外差しバイアスでもないだろう。

[fin]