砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

メルボルンカップ予想 簡易版

オーストラリアの競馬は内に入れなきゃ怒られるとかそんな話がどこかのコラムであった。3200mともなるとそれは顕著であろうし、しかも多頭数である。内枠が有利なんじゃないかとも思うし、位置を取れる母父スピード血統は必要っぽい。

人気のウィックローブレーブはそのスピードに欠けるところがあり、しかも英愛の「競り落とす競馬」の出身者であるからオーストラリアにはマッチしない可能性が。安易な発想ではあるけれど、これは消して行く。

かといってビッグオレンジの様な配合で勝てるようなイメージでもない。スタミナ✕スピードの配合形を大事にして予想を進める。

穴っぽいところでグランドマーシャルはシンプルに良い配合だと思う。近親にサトノクラウンの母父Rossiniがある牝系で、Sir IvorBuckpasser✕Dedicateは菊花賞向きのスタミナを伺わせる。

また同じ牝系のElusive Qualityの直系馬にあたるシークレットナンバーも面白い。兄にはDubai Destination、伯父と叔父にはヒシアケボノアグネスワールドの短距離馬がある血統。スタミナが足りない印象ではあるがイギリスでは足りなくてもオーストラリアでは足る可能性が。

オーシャノグラファーってすごいね。Bold Bidderってこんなに父系が続いていたんだ。Never Say Dieも。ほへー。Big EverntやBusinesslikeの全妹に・・・と思ったらこれCohoesの弟じゃねぇか。知らなかったー。

軽い馬場の方が走りそうな母ちゃんだけども、父がSea The Stars。スタミナがあることは違いないが、4歳馬だとステイヤーとしての旬には早いかもしれない。秋だから五月蝿く言えないけれども、ちょっとDanzigMr. Prospectorの速さが残っているかも。

アルマンダンは判断が難しいMonsunだが、母にLalunを引かないのが気がかり。どうせなら穴っぽいところで遊びたいし、ここは消す。

よし、グランドマーシャルとシークレットナンバーのワイドで遊ぶか。

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