砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ある意味では「らしい」メンバー エリ女予想

メンツがちょっと一筋縄にいかないところがあり、しかも本命クラスは一層難しい。

ミッキークイーンは「一本調子な千八馬」だと考えていて、古馬になった今ではVM秋天くらいしか良い条件はなさそう。ジャスタウェイ牝馬バージョンみたいなもんで、それならやっぱりエリ女は鬼門ではないかと。

マリアライトは馬場が渋らないと切れ負けしてしまうところがあり、ピッチのディープ牝馬なのに33秒の上がり勝負では話にならないという不思議な娘っ子。そのだけ地力に優れているという話でもあるのだし、2連覇の目はあると思うのだけれども、やっぱり雨予報が欲しいかな。

タッチングスピーチも雨が欲しい馬で、それはマリアライトより切実かもしれない。母父サドラーが切れるなら良馬場の京都は流石に厳しい条件であり、極端な競馬になってしまう性質やゲートの問題も無視できない。

クイーンズリングは母父Anabaaだから先行してなんぼであるし、Riverman牝馬だから3F瞬発がベスト。スローなら勝ち負け筆頭と言うべきであるが距離が持つのかが怪しい。マンハッタンカフェDanzigはダート配合であるわけで、Riverman牝馬である分だけ芝を走っているのだ・・・そういう納得の先で京都二千二適性の有無を考えれば答えは決まっている。

そんなわけだから穴馬探しが急がれる。そうして考えた結果にウインプリメーラってありじゃないか・・・と。クイーンズリングに関してなんと書いたのかを考えてみろって話である。

だけどナスペリオン基調のステゴ産駒、しかもNashuaまみれっていうんだから・・・距離が持てば面白い穴馬だと考えてしまう。スローの京都外なら間違いのない馬であり、問題はただただ距離だけなんだ。

けれどマイルCSとの両睨みという話なんだよね。陣営もマイルを捨てきれない様子である。二千二の馬体を作っているのであればそんな話はありえない。進捗が良くないのか、馬体を作っているわけではないのか、どちらにせよ美味くない。

問題はRivermanへの理解だよなぁ。本命クラス4頭とマキシマムドパリ、シュンドルボン。それぞれをどうするのかを明確にしなければ。マキシマムドパリとシュンドルボンを買えるのであれば、なかなかおもしろい馬券になる。

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