砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

小倉大賞典予想

小回り戦とシンプルに考えるのであれば、マイネルハニー、マルターズアポジークラリティスカイフルーキーあたりが安定する。これにベルーフが入って、あるいはダコールが入って、またケイティープライドが入るかと。それとクラリティスカイがありならばパドルウィールもあり。 マイネルハニー フルーキー クラリティスカイ マルターズアポジーは逃げるつもりでゲートを出してくるはず。マイネルハニーはそれを内から追いかける愚形であるが、ゲートの速さからしてロスとはならない。アポジーはダノンメジャーとの兼ね合いで厳しい逃げとなるだろうし、マイネルハニーは本質として逃げ馬ではないから、ハイペースを刻む目標を得るメリットがダントツに大きい。 馬場はフラットなので外のフルーキーも馬券圏内。これが半端に外回りでも馬券になるのは「Nasrullah×Princequillo×Mr. Busher≒Busanda」と「Nasrullah×Hyperion」の組み合わせをそれぞれ父母間クロスとしているからで、走りを見てもやや緩慢なストライドが目につく。平坦もこなすし外まくりの競馬も似合うだろう。 クラリティスカイもそのあたりの緩さが抜けないタイプだが、これはBuckpasserクロスのクロフネ産駒であるから半端はしていない。Tudor Minstrelクロスとクロフネが調和していて、またG1勝ちのクロフネ産駒としても配合が決まっている。クロフネ産駒としてのズブさは薄いし、Tudor Minstrelクロスとしてのスロー専門ぶりも薄い。しぶとく前のめりに競馬が出来る勝手の良いタイプだから横ノリより田辺の方が手が合うだろう。 パドルウィールとベルーフは父や母系のスタミナが強い質なので評価を落とした。ストロングタイタンの配合は好みではないし、ダコールは衰えが見える。ダノンメジャーは内枠に入ったらバンザイアタックで競馬を壊しに動くしかない。ケイティープライドは速いレースよりも厳しいレースの方が似合う。 [fin]