砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

ただ一つの警告

まだ確たる根拠を示すことが出来ない話。

どうもスワーヴリチャードの持つ「General Meeting×Riverman」というのは、あるいはキャリアコレクションの配合そのものは、調和しているくさい。どうも、そんな様子がある。

データとしてJBISへのリンクを張る。

http://www.jbis.or.jp/horse/0000340704/sire/mainall/

ここで見て欲しいのは、まぁ全部見て欲しいのだけれども。重要なのはキャリアコレクションと、それに対して「同父の姪」の間柄にあたるCentury Park、Minor Detailsの3頭。General MeetingとRiver of Stars(キャリアコレクションの母)はニックスの関係にある様子であり、間にSaint BalladoLyphardが入ってもそこそこの馬が産まれるようになっている。安定している。

Lyphard×Rivermanとして不足が~」「RivermanSeattle Slewが両立するわけなんて~」という後ろ向きなことはもう言えないのである。Seattle SlewとかRivermanとかLyphardとか、そういうのをかっ飛ばしてキャリアコレクションは完結の状態にあるのだ。「キャリアコレクションに対して何の血統を組み込むか」という段階。

なので牡馬のRivermanは大成しづらいという先生のファンとしては抗いづらいデータ・・・これの例外として扱うことも考えておくべきだ。これはディープブリランテエイシンアポロンといった馬くらいの格はあるかもしれない。モーリスほどではないと思うが。

RivermanSeattle SlewはBlue Larkspurを共通として考えれば調和する組み合わせであり、またそれはUnbridled's Songやハーツクライとも喧嘩のしない適切な共通言語である。Blue Larkspurくらいにもなれば英語くらいの共通言語っぷりがあるのだけれども!そういう考え方も出来るのだ・・・ということで。

弥生賞の結果が結果で、本命になりそうなファンディーナがこの血統。Blue Larkspurのハーツクライが全てを撫で斬りに伏す可能性は否定しづらい。とは言っても四位のおっさんがそこまで腹をくくってまくりに打って出られるかと言えばそうでもないが。

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