砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

宝塚記念展望

久々の少頭数であるがメンバーはそろった印象。クラリティシチーやスピリッツミノルなどがやや格落ちであるが、まずまずG1らしい良いメンバーかと思う。

サトノクラウンの一発が怖いイメージだがスローになりがちなコースなのでここは掲示板までか。

やはり注目すべきはキタサンブラックだろうが大阪杯宝塚記念では大きな違いがある。「非根幹距離」と「根幹距離」は宝塚記念の予想においてよく語られることであるが、これは血統論の上でも間違ったことではない。

求められる末脚の質が変わるのである。大阪杯の方がやや平坦志向であり、宝塚記念の方が登坂の色が強い。過去のレースを見比べると分かるが、阪神二千二のG1は勝負どころに登坂部分が来やすい条件なのだ。

であればキタサンブラックの取りこぼしは十分に有り得る話であり、それを超える馬は登坂に愛された馬である。ここは適距離のゴールドアクターへ本命を打ちたい、と今は思っている。

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