砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

エテルナミノルは隠れた好配合

テルナミノルは分かりやすい相似配合である

4分の4In Reality

Le Fabuleux4×4

Cornich Prince5×6

Northern Dancer4×5

Nashua6×6

Kahled=Red Ray7×8*8

Beau Pere=Belle Mere8×9

Alibhai7×7

父Buckpasser5×4で母Hail to Reason4×4なので父母それぞれに独自のクロスがあるのも良い。

気になるのはIn Realityが4分の4であるのに対してPrincequilloにおいてはToussaudが非Princequilloを取っていることである。良いのか悪いのか分かりづらいがToussaudがIn Reality血統としてかなり異質な存在であることが伺える。

またそれが父の母であり、本馬エテルナミノルは牝馬である。スピードの緩和材料を持たぬ血統の影響をもろに受けるから、これは中距離馬たり得ない。スローのマイルや千八を前受けしてどうこう・・・というのは一時期のスマートレイアーを思わせる。今はもう中距離適応のドンドコだけれども。

4歳夏の今はちょうど短距離への本格化を果たしつつある時だと思われるが・・・このクイーンSにおいて、このメンツを相手とするならば、本命にするのもやぶさかではない。青田買いだが前走で予兆は見せている。何よりも人気が美味しい!

蛯名は前受けへ強い意欲を持った采配ではない。また仕掛けを早める騎手でもないから、最後の伸び脚でメイショウスザンナする可能性を否定できないのである。おそらくは壁を作ろうとして8番手くらいに収まり、ギリギリまで壁は退けない。ルメールからの受け継ぎなのだから、陣営が蛯名へこれを求める可能性は高い。イスラボニータの例を思えば。

そうだ、イスラボニータ皐月賞みたいな騎乗で差しきれる。俺はそのくらいの期待を持っている。

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