これからエポカドーロの配合についてきちんと書いた記事を上げるつもりなので、回顧は簡単に済ませる。2着馬もそちらで書く予定なので省く。
一番強い競馬をしたのはジェネラーレウーノに違いない。
ロックオブジブラルタルはNorthern Dancer3×3という配合であるが、ミッキーアイルを見ての通りにNDの緊張に対して頓着しない。本馬はこの血統を免罪符にNorthern Dancerをアホみたいに詰め込んだ配合で、評価するに値しないと思っていた。
だがスクリーンヒーローのHail to Reason4×4にはほとんど触れていないとも言える。これはゴールドアクターに近い組み合わせであり、Roberto直系の先行馬として成立する配合なのだろう。
また「Storm Cat・Bold Ruler・Halo・Roberto・Red God・Soaring・Tudor Minstrel・Herbager・Eclair・Heliopolis・Hail to Reasonの緊張と緩和」はGiant's Causewayと同じ組成だ。併せ馬でドンドコしたらもっと強いかもしれない。
その次に強い競馬をしたのがステルヴィオ。アーモンドアイと並べて考えてみると、想像以上にロードカナロアはBuckpasserを伝えているようだ。
レディブラッサムはSecretariat=Syrian Sea3×4。Bold RulerとTom Foolは競合する間柄だけれども、Secretariatはやや例外的にBuckpasserと仲がよい。であるから「4分の1レディブラッサム」の配合によってBuckpasserを表現する土壌が出来上がっているというわけよね。
あるいはこれ、クラフティワイフ一家みたいな表現も可能かもしれない。Sadler's Wells=Fairy Kingと出会えたのだから、トニービンとも上手いこと噛み合うのでは?
[fin]