砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

スプリンターズS回顧 簡単ver

あと少しで出勤の時間だ。簡単に書く。

雷神シドのマジックとは?

武豊の競りかけ方、ラブカンプー和田竜の位置、あれはもう「君は外を通りなさい」という風で、なるほど、モレイラの強さは何が何でも内を綺麗に捌くことにあったのだと。

サトノクラウンヴィブロスもプロディガルサンも、みんな内を綺麗に捌いているわけでね。内に入れなければ通り一遍の競馬でしかなかった。

まくりもそりゃ上手いが、ハイラップのスプリントで終始外を通らされるってのは名馬の領域。さよか、日本人騎手はこうやって名馬マイナス1を負かすのね。

そしてファインニードルが全くのノーマーク。同じ様に「外を通りなさいよ」とやられていたが、別にね、うん、ハイラップ下のピュアスプリンターで名馬ですから。そりゃきちんと差しますよ?

また武豊上手いわ。宝塚記念ヒットザターゲットと同じことをやっている。登るまではしっかり我慢して、壁が開いたらビュッと差す。ヒッタゲは斜めに登りながら外へ回って差したけども。

ラインスピリットはスウェプトオーヴァーボード×マルゼンスキーだからTom Fool的に登る事のできる血統だ。しかし中京でも中山でもあんまり良くなくて、新潟や小倉、京都の方が成績が良い。函館SSをこなしたあたり、序盤に登ることにアドバンテージを得ているのかな?

騎手の差もあるだろうが・・・馬も良くなっていたかな?7歳のスウェプトオーヴァーボードで母父トニービン。近走も安定した成績であり、見限るのはまだまだ早かった。

なんか晩成血統に悩まされる夏だったなぁ。

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