秋華賞を勝ったアーモンドアイはSex Appealのクロスを持つ馬で、あの俊敏はNureyevの影響もあるかと思うが、なによりこのクロスの作用がエグい。
キンカメに対するこのクロスは馬の性質を「Nasrullah×Count Fleet」へ固定することだ。Gold DiggerやMill Reefによる下り適性を強く刺激するので、京都内でも末脚を展開出来るし、東京二千四でも先行することが出来る。
「Nasrullah×Count Fleet」としての流れ込みをこなし、同時にBuckpasserとしての登坂能力もオンとする。牝馬三冠馬アーモンドアイの強さは二刀流のコース攻略にこそ求められる。
今週、同じ「4分の1キンカメ」かつ「Sex Appealクロス」のブラストワンピースが菊花賞へ挑む。これもまた同じ強さを持っているのであれば、新潟記念の勝ちっぷりと同様に「格が違う」のかもしれない。
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