菊花賞はサンデーサイレンス産駒が四度しか制していない舞台。4頭の菊花賞勝ち馬はダンスインザダーク・エアシャカール・マンハッタンカフェ・ディープインパクトで、「Ribot×Bold Ruler(or Tom Fool)」と三冠馬というラインナップ。
ダンスインザダークがザッツザプレンティ・デルタブルース・スリーロールスの勝ち馬を出したことに比べると案外も案外。
近年はウインドインハーヘア(ブラックタイド=ディープインパクトの母)持ちが3連覇中だ。15年にはキタサンブラック、16年にサトノダイヤモンド、17年にはキセキ。今年は母父ディープ・父ブラックタイド・母系ウインドインハーヘアが不在でディープ産駒とて2頭に留まる。
グローリーヴェイズか、フィエールマンか。これらが勝てば「やっぱりウインドインハーヘア最強」「ウインドインハーヘアで簡単に当たった馬券」ってなものだが。
ディープインパクト産駒が菊花賞で馬券になった例はポポカテペトル・サトノダイヤモンド・リアルスティール・サトノノブレス・トーセンラーの3頭。
ポポカテペトル~母非ND
リアルスティール~同上
サトノノブレス~母ND1本
俺の理屈においては貶すことはしづらい配合ばかり。Northern Dancerの観点ばかりではなく、他の部分でも特別な問題は抱えていない。
フィエールマン~母父Northern Dancerクロス
グローリーヴェイズ~母ND3本
例を以って語るならば、ちょっと怪しい2頭かなぁと。
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