砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

菊花賞展望

枠も発表されたのでとりあえず展望を。

俺は皐月賞とダービーでエポカドーロに本命を打った。であれば、「皐月賞馬は菊花賞とも相性良し」という風にここも本命にしたい。

この心境は意固地というべきで、釈然としない気持ちもある。お前本当にエポカドーロで良いのかよ、と知らない俺がささやく。

この春にはいなかった「ジェネラーレウーノの配合は意外と良いな」と思う俺。「よく見たらモズカッチャンみたいじゃねぇか」と思う俺が、いる。

しかし先行馬でパーフェクトに決まる菊花賞なんてのも知らない世界で。

知らない俺と、知らない世界。今更になって菊花賞を手探りに予想するハメになるとは・・・。

ただ、この2頭を目一杯褒めるには少し早い。ちょうど成長の上昇曲線が落ち着いた頃合いであり、3歳秋で盲目になるほどの素質を発揮するわけではないのだ。他馬の兼ね合いからすれば、能力の絶対値に劣る時期だ。

5歳春の段階で菊花賞をやれば「素質で勝ち負け」と言える。でも3歳馬なのでね。

「僕は今、真っ盛りです!」という配合は・・・1頭だけ。ブラストワンピースでまず間違いないだろう。

ハービンジャーは母Penang Pearlが「非Blue Larkspur」かつ「Northern Dancer持ち」かつ「Hyperion×Pretty Polly」。ルーラーシップエアグルーヴ)・ディープインパクトブラックタイドウインドインハーヘア)・ステイゴールドゴールデンサッシュ)と同じである。

3歳春に一気の上昇を見せるタイプは大抵こういった構成をしているもんで、ブラストワンピースは新潟記念(9月2日)から更に上昇しているはず。あれより上のものを用意して出走してくる。

サトノダイヤモンド(4分の1サンデー)でようやくディープ産駒が菊花賞を勝った・・・と思えば翌年にはキセキ(8分の1サンデー)で母父ディープの初重賞制覇&初G1制覇。なんじゃこりゃ、である。

「ラスト・イニング」にもあるように、「奇襲は続けて」なんぼ。ブラストワンピースで16分の1サンデーの初G1制覇なんてのはどうだろう?(ロマン)

「この3年の間に何があった」というような菊花賞史であってほしいよねぇ。

[fin]