砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

友人との対話

ジャパンカップが想像よりずっと楽しくて面白いレースでしたので、友人と飯を食いに行ったのです。

その内容をここに記録しておきます。話した内容が不確かであることから、補完という装飾も行っています。

 

その1 漫画

 

芝居がかり

友人「ぐらんぶるが実写化するってよ。」

私「・・・(グループフルーツジュースを飲む)」

私「・・・(トントンしてタバコの葉を詰める)」

私「・・・(タバコを一服)」

私「なんでそんなことに?」

 

モザイクのこだわり

私「そりゃもう7割モザイクじゃないと駄目だよね。」

友人「作者はイケメンを脱がしたいらしい。」

私「それしかファンは待ってないものなぁ。」

友人「それと蒸発する酒な。」

私「酒は大丈夫でしょ。」

友人「股間は黒丸で隠すとして・・・」

私「いや、モザイクじゃないと。」

友人「それって大丈夫か?」

私「なんだったらR18にすればいいでしょ。少年少女は観ないよ。」

友人「それは・・・そう?」

 

言い方

友人「しかしなんだってぐらんぶるなんだろう。」

私「ジャニーズ起用できりゃ数字はとれるから・・・」

友人「腐も観るだろうしなぁ。」

友人「ていうかジャニーズは無理だと思う。」

私「イケメン脱がせりゃなんだっていいんだよ、もう。」

私「宣伝するにしてもインパクトのある画を使えるじゃない。」

私「イケメンも『脱ぎました!』って言っときゃ良いんだから。」

友人「男のファンも脱いどきゃ喜ぶんだしなぁ。」

私「そうそう。」

私「・・・そうなんだけれども、言葉にすると嫌なものだな。」

友人「事実だけれど、言葉にするとね・・・。」

 

6分の1だけ着てる

私「しかしぐらんぶるを映像化するとなれば、7割はパンイチだろうね。」

友人「6割はパンイチじゃないとね。」

私「初日はある程度着ているとして、5分くらいでパンイチになるよな。」

友人「尺を考えたら2分くらいじゃない?」

私「そのまま大学行って、しばらくしてから服着るよな。」

私「で、すぐ脱ぐ。」

友人「脱ぐね。」

私「二日目もそのまんまだよな。」

友人「一旦帰らなかったっけ。」

私「姉さんの『自分の部屋を知ってるの』みたいなセリフはもう少し先じゃなかったか。」

友人「あー、そうだった。その後は離れに行ってな。」

私「そうそう。で、またパンイチ。」

・・・

私(計算中)

友人(タバコを吸っている)

私「多分、6分の5くらいはパンイチだな。」

 

判断材料

私「沖縄には行くよな?」

友人「尺足りなくない?」

私「沖縄にケバ子いたっけ?」

友人「いたっけ?」

私「プールで踏まれてたときいなかった?」

友人「いたわ。」

 

その2 競馬

 

虎の尾

友人「まじで石橋はない」

友人「G1も勝ってないし。」

私「はぁん?」

友人「え」

私「はぁん?」

友人「え、なに、勝ってたっけ?」

私「ビートブラック(ボソッ)」

私「オルフェ産駒のラッキーライラックでも阪神ジェベナイルフィ(発音の良いFで)リー(↑)ズ勝ってる。」

友人「あー、ビートブラック。」

友人「でも石橋は本当にもうね。俺が買ったらいっつも飛ぶし。」

友人「仕掛けがいっつも早い。」

私「(長文で反論)」

 

あえて

私「来週はG1がないからのんびりだなぁ。」

友人「いや、ダートがあるじゃん。」

私「あー。チャンピオンズカップ。」

私「何が出るんだっけ。」

友人(携帯で検索)

私(タバコを吸っている)

友人「えーと、ギベオン。」

私「ディープインパクト産駒!?」

友人「ディープインパクト産駒。ケイアイノーテック。」

私「ディープインパクト産駒!?」

友人「ディープインパクト産駒。ゴーフォザサミット。」

私「でぃ・・・ハーツクライ産駒!?」

友人「ハーツクライ産駒。ステイフーリッシュ。」

私「ステイゴールド産駒!?」

友人「ステイゴールド産駒。テリトーリアル。」

私「ちょっと知らない。」

友人「トリオンフ。」

私「タートルボウル産駒!?」

友人「タートルボウル産駒。ノーブルマーズ。」

私「ジャングルポケット産駒!?」

友人「ジャングルポケット産駒。ハッピーグリン。」

私「ロ 友人「ローエングリン産駒。」(食い気味)

友人「ブラックスピネル。」

私「タニノギムレット?」

友人「タニノギムレット。プレステイキング。」

私「ちょっと知らない。」

友人「チャレンジカップだったわ。」

私「チャレンジカップのメンバーでしかないと思ってたわ。」

 

切り出して無関心

友人「POGの馬、1頭しか勝ってないよね。」

私「いや、2頭。」

私「スカイグルーヴとオーマイダーリン。」

友人「へー。」

 

その3 食事

 

布石

私「たち天頼むわ。」

・・・

私「たち天美味い。」

友人「一つもらうわ。・・・美味いな。」

私「880円でこの量!」

友人「少ないけれど、相応に美味いわ。」

私「3つだけだものな。真ダチだからこんなもんだろう。」

私「たちポンも頼むべきか、迷うな。」

 

飲食経験者たちの日常

私「このだし巻き玉子は店で焼いているだろうか。」

友人「焼いてるっぽい。焦げ目ついてるし。」

私「しかし最近の出来合いは良く出来ている。バーナーで焼いているかもしれない。」

友人「確かに。レンチンっぽい温度ではある。」

私(解剖中)

私(中に焦げ目はない)

私(少なくとも下手くそが焼いたものではない)

私(分かるのはそれだけだ・・・!)

 

「お鍋置きますねー。」

私「まさかメニュー表通りのものが来るとは。」

友人「まさかの満足価格。」

私「この3回りくらい小さい鍋でも十分だったわ。」

友人「それで満足だったよな。」

私「これだけでいいんじゃね?というボリューム。」

友人「〆のラーメンすらいらないかもしれない。」

 

私は加減を知らない

私「料理に強火はいらないらしい。」

私「沸騰したからとろ火くらいに落とそうぜ。」

私「火加減は友人さんに任せるわ!」

友人(火加減に努めている)

 

モツの油がきつくなる年頃

私「鍋がぐらついてる。」

友人「ここのニラに火が通らないんだよ。」

私「・・・このキャベツの下にモツが潜んでいたらキツイな。」

友人「それはないと思いたい。」

私「ちょっと探ってみるか。」

・・・

私「豆腐だわ。」

友人「ナイスチョイスだな。」

 

大きな鍋に勇気が沸かない

私「キャベツがシナっとなったら食うわ。」

私(タバコを吸っている)

友人「ニラももう少しだわ。」

友人(タバコを吸っている)

 

私たちは少食な男と違います

私「モツ鍋美味いわ。」

友人「普通に美味い。リーズナブル。」

私「少し高い居酒屋かと思ったけれど、コスパ良いな。」

友人「値段は高めだけれど、量が多い。」

私「控えめの注文で正しかったな。」

友人「あとで追加しよう、という塩梅だったのになぁ。」

私「このフライドポテトにしたって、別の店の二倍くらいあるもの。」

友人「たち天に騙されたわ。」

 

落とし穴

友人「もうそろそろデザートだな。」

私「よし、何があるだろう。」

友人(メニューを出す)

友人「カタラーナにするわ。」

私「それじゃこの一番高いやつにするわ。」

 

独り壺

友人「カタラーナ硬っ!」

私「そりゃプリンを凍らせた様なものだもの。」

友人「それにしたって硬っ!」

私「温めようか?コンロがあるぞ。」

友人「いや、それはいい。」

私「それじゃ手で握れば・・・フフっ」

私(独りで笑いこける)

 

プリンとカタラーナは小物です

友人「それじゃ次はこのプリンにするかな。」

私「俺の来ないんだけれど。」

友人「そりゃハニートーストだから時間かかるしょ。」

私「そんなの聞いてない。それって3人4人で食うやつだろ?」

友人「まぁ、このくらい(ジェスチャー)はね。」

私「このくらい(ジェスチャー)来たらどうするよ。」

友人「俺はもう腹一杯だよ。」

私「プリンはやめにしてくれないか。大物が来るぞ。」

友人「いやだ。食う。」

 

彼女の手に凶器

私(俺の座っている場所からは通路が見える。)

私(店員が来た。片手にプリン、片手にハニートースト。)

私(あれが本当にこのテーブルへ来るのか・・・?)

私(来てくれるな。そんなのあんまりだ。)

店員「こちらハニートーストです。」

私「・・・」

 

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見たくもない

私(タバコを吸っている)

私(タバコを潰し消している)

私(タバコを取り出している)

私(タバコを吸っている)

 

税を思う

私「これって8人くらいで食べるやつだよな。」

友人「半斤で来るとは流石に思わなかった。」

私「来たら笑いそうな気もしていたけれど、ちょっとこれは厳しい。」

私「これは真顔でお迎えするやつ。」

友人「これはすごい。この店をナメていた。」

私「期待を裏切らないというか、想像を裏切るというか。」

私「780円でこれを出す?」

友人「税込みだと858円だな。」

私「お持ち帰りしたら8%になるかな?」

友人「どうだろう。」

 

信頼

私「まずは、勢いで食う。」

私「満腹中枢が仕事をする前に、半分を片付ける。」

友人「少し手伝うよ。」

私「信じてた。」

 

決断の出来ない男

店員「量が多かったですか?」

私(やたらフレンドリーな仕事をする店員が話しかけてきたぞ。)

友人「いや、ちょっと休んでいるところです。」

私(まだ半分残っている。)

私(どうしよう。残りを本当に包んでもらおうか。)

私(あぁ、店員が去ってしまった。店も暇そうだし仕事を増やしてしまって良かったかもしれない。)

私(彼女ならばきっと包んでくれたはずだ。フレンドリーだったもの。)

私(それにしても、これをどうしたらいいんだろう。)

 

白の噴出

私「次はゆっくり食べる。」

私「俺は満腹中枢を騙す。」

友人「大食いは一気に食うらしいぞ。」

私「状況が違うんだ。」

私「もう、これに手を付ける精神力が俺にはない。」

私「それに一気に詰め込んだら噴射すると思う。」

私「吐き出すんじゃなくて、勢いよく飛び出ると思う。」

私「でも安心してくれ。生クリームだけだから。」

友人「俺にはかけないでくれよ。」

 

現実逃避

私「もうね、走馬灯に出るよね。」

友人「確かに。これはかなり強い記憶になっている。」

私「下手したら今年一番の思い出だわ。こんなにキツイ思いは久しぶり。」

私「これが今年一番って、どんだけ寂しい生活を俺は送っているんだ?」

友人「さて、もうそろそろ食おう。」

私「あともう一本吸ったら食い始めよう。」

友人「いや、もう俺のノルマを終わらせてくれ。」

私「駄目だ。一本の間にもう少し詰め込める様にしてくれないか。」

友人「いや、もう無理。」

私「やめろ!これからトイレへ立とうとする俺に不安要素を持たせないでくれ!」

友人「お前がいない間に食ってやる!」

 

何か精神的な病気

私「通路を行く店員が俺とハニートーストを見てる気がする。」

友人「確実に見てると思うぞ。」

友人「まだ食ってる、って。」

私「絶対に裏で噂してるよ。」

友人「してるだろうな。」

友人「まだ食ってる、って。」

 

矛盾

私「タバコに体を癒やされることがあるなんて知らなかった。」

私「心だけを癒やしてくれると思っていたのに。甘さに苦しんでいる体を救ってくれるだなんて。」

友人「俺のノルマは終わったぞ。早く食え。」

私「まぁ待て。タバコは体に悪いというだろう?」

私「つまりタバコで体を痛めつけることによって、カロリーを消費しているんだ。」

友人「早く食え。俺はもう食わん。」

私(彼はもう全体の3分の1以上を食っている。頼めないな。)

 

現実的な計画の立案

私「まずは計画をたてることが大切だ。」

私「これで一口分、これで一口分・・・。」

友人「一口小さいな!」

私「まぁ待て。」

私「これで一口分、これで一口分・・・。」

友人「どんどん小さくなってるじゃねぇか!」

 

それでもまだ食わない

私「よし、ジャンプして胃袋に空きを作ろう。」

友人「間違って上に寄せるなよ。」

私「大丈夫。生クリームしか出ないから。」

私「お、意外とこれは効果があるぞ。」

友人「よし、食え。」

私「まぁ待て。もう一本吸ってからだな・・・。」

友人「もう3時間もここにいるんだぞ!」

私「え、嘘。」

友人「ハニートーストに1時間使ってる。」

私「いや、嘘でしょ。」

 

盗み聞き

私「・・・」

友人「・・・」

隣の客「これってどのくらいの大きさ?」

店員「このくらいですかね。」

隣の客「これって甘いの?」

店員「少ししょっぱいですよ。」

私「俺達に必要だったのは、この慎重さだったんだなぁって。」

友人「本当にそうだな・・・。」

私(しかし客に警戒される量を提供する店ってどうなんだろう)

 

最高の信頼

友人「30分経った。」

私「仕方ない。食おうじゃないか。」

友人「早く食え。」

私「まぁ待て。」

友人「もういい。これだけよこせ。」

私(まだ食えたのかよ。最高だな。)

私「このくらいなら楽勝だ。」

 

相当キレてるよ彼は

私「なんかこう、少し物足りないくらいだったかな。」

友人「頼むか?もう一個。」

私「んー、ちょっとそれはだいぶ勘弁かなぁ。」

友人「次は手伝わないからな。」

 

帰路の車中にて

私「家が遠く感じるな。こんなに遠かったのか。」

友人「変なしゃっくりが出てきた・・・。」

私「おっと、右折の信号がギリギリだ。」

友人「揺らすな、頼むから。」

私「ドンキホーテ寄る?」

友人「今は絶対に何も買わないから大丈夫。」

私「抹茶のキットカットとか絶対にいらないな。」

私「とにかく温かいお茶が飲みたい。」

友人「むしろお湯が欲しい。」

私「分かる。胃の壁に張り付いた冷たい油を流してしまいたい。」

友人「とにかく揺らすなよ・・・。」

私「友人は半分以上食っているだろうしなぁ。」

 

[fin]