砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

2020年天皇賞秋予想

◎フィエールマン

◯アーモンドアイ

△ダノンキングリー

 

◎と◯は母にPrincequilloを引きません。

 

・・・

 

だから何だって話です。私にもわかりません。

なんちゅうか・・・Princequilloは稀代のステイヤー血統として一時期のアメリカを席巻したわけですが、それは多分、Hyperionとしての純度を落とす結果になったと思います。

HyperionはHyperionらしさを突き進んで純度を高めていって、その対極にPrincequilloがあったんじゃないかと。その融合がスペシャルウィークを産んだのだと。その延長線上に、現代日本競馬があるのだと。

そういう予想をですね、しましてね、その上に予想をしたわけですよ。

 

したらなんでフィエールマンが上に来るのかって話。

アーモンドアイは素早い。リスグラシューの速さが剣豪とすれば、アーモンドアイの速さは格闘家のそれでしょう。素軽いというべきか。

オルフェーヴルとかリスグラシューとかクロノジェネシスとか、彼ら彼女らは「速すぎ!」という勝ち方をしません。「すげぇ強い!」です。

アーモンドアイは「速すぎ!」ですよね。なんにしても速い。抜け出して速い。抜け出した後も速い。いつだって速いから余力がある。そういうイメージ。

「すげぇ強い!」は根を張った強さで、競馬の重心が低いところにありますよね。末脚を展開した地点から、終点となる入線まで、その軌跡に感動できる様な勝ち方をします。「そこからそんな動きしちゃうの?」という椿三十郎の強さです。

 

フィエールマンも「速すぎ!」の系譜ですがPrincely GiftとWordenが効いた表現。「速くて強い」のハイブリッドで、中庸のポジションです。

今の馬場だとこれが綺麗にハマる絵図も描けるんじゃないか・・・と。

 

[fin]