◎フィエールマン
◯アーモンドアイ
△ダノンキングリー
◎と◯は母にPrincequilloを引きません。
・・・
だから何だって話です。私にもわかりません。
なんちゅうか・・・Princequilloは稀代のステイヤー血統として一時期のアメリカを席巻したわけですが、それは多分、Hyperionとしての純度を落とす結果になったと思います。
HyperionはHyperionらしさを突き進んで純度を高めていって、その対極にPrincequilloがあったんじゃないかと。その融合がスペシャルウィークを産んだのだと。その延長線上に、現代日本競馬があるのだと。
そういう予想をですね、しましてね、その上に予想をしたわけですよ。
したらなんでフィエールマンが上に来るのかって話。
アーモンドアイは素早い。リスグラシューの速さが剣豪とすれば、アーモンドアイの速さは格闘家のそれでしょう。素軽いというべきか。
オルフェーヴルとかリスグラシューとかクロノジェネシスとか、彼ら彼女らは「速すぎ!」という勝ち方をしません。「すげぇ強い!」です。
アーモンドアイは「速すぎ!」ですよね。なんにしても速い。抜け出して速い。抜け出した後も速い。いつだって速いから余力がある。そういうイメージ。
「すげぇ強い!」は根を張った強さで、競馬の重心が低いところにありますよね。末脚を展開した地点から、終点となる入線まで、その軌跡に感動できる様な勝ち方をします。「そこからそんな動きしちゃうの?」という椿三十郎の強さです。
フィエールマンも「速すぎ!」の系譜ですがPrincely GiftとWordenが効いた表現。「速くて強い」のハイブリッドで、中庸のポジションです。
今の馬場だとこれが綺麗にハマる絵図も描けるんじゃないか・・・と。
[fin]