砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

POGへ向けて始動

今年はハーツクライのラストクロップが最大の目玉となりましょうか。種牡馬的には大変面白い年と言えますし、新種牡馬たちによって出来を一変させる繁殖牝馬もいるかもしれません。新種牡馬をどういった方向で見るのか、というホースマンのチョイスにも注目。

 

今年はステイゴールドとSpeak Johnの組み合わせに注目したくて、とにもかくにも「ゴールドシップ×ロージズインメイ」の解明ですよね。あれも解決したかと思ったんですが、TetratemaとMahmoudの組み合わせが重宝された流れが、よく考えたら分からないという。

 

 

このnoteにも関連するであろう部分でして、今現在このnoteは4まで書かれていますが、おそらく5ではHyperion4×3からのアウトブリードを図るUnderstandingという選択に話が及びます。

一番強いのは「Flambetteに対するPromised Landの導入」、もう一つは「Flambetteに対するPennant(=Cherokee Rose)の導入」です。これは上記のnoteを書かれている方と同じ視点・・・つまり生産者に軸を置いたものではなく、現代から見る成功パターンの話です。最初に書くべきことでしたね。

本題となるのがMahmoudの導入で、これはNorthern Dancer産駒の配合から見るものなわけですね。「Hyperion的な部分を強固にするならば」、BlandfordやPretty Pollyが王道のパターンと言えます。

そして超長期的に血統を見る場合、Promised LandやBold Ruler、Native Dancerといった「Sun BriarとAdmiration」の組み合わせが注目されます。ここを突き詰めますと「ナスキロとボルキロの違い」に至るわけで、「Sir Gaylord≒Secretariatの素晴らしさ」を語ることが可能となるでしょうが、POGにあんまり関係しません。キズナ産駒は指名する予定がないので・・・。(キズナ産駒はマジでわからんです)

 

本題を再確認しなくてはなりませんが、MahmoudとTetratemaの関係性についてですね。

Promised Landの母MahmoudessがMahmoud×Toro×Tetratemaで、凄まじい表現をするとMahmoud≒Tetratemaとなります。ただしこれは普通に間違った表現です。

厳密に言うと、Blenheimの母MalvaとTetratemaに一定の相似が視られ、その関係性をMah Mahalが補完しています。この関係が何を示すのか、何を得るのか、それが分かりませんが、これを突き詰めた先にデイクタスとSpeak Johnの関係、それに対するサンデーサイレンスの立ち位置ってのがわかってくるだろう、という。

とどのつまり、これに関する掘り下げは一切進んでいません。POGまでに仕上げて、POGへ反映させる・・・という目論見は外れました。POGと同時並行でやることにします。

 

今年の大目標は「デイクタス&Speak John持ち馬の世代最強を指名する」です。

 

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