砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

望田潤氏の大喜利に挑む季節なのですね

blog.goo.ne.jp

 

お題は岡崎氏所有のフェアウェザーです。

5代血統表|血統情報|フェアウェザー|JBISサーチ(JBIS-Search)

 

Mr. Prospector直系としては珍しい形ですが、フォーティナイナー直系ならこんなもんですね。Native Dancerの美点を表現するにあたってRibot×Princequilloという在り方を強めています。

ゼンノロブロイではなくてタップダンスシチーという世界観ですから、Tom Foolを引かない姿勢は尊重したい。しかしそれに囚われても仕方がないのかなぁ・・・と思わなくも。ここからボトムラインを形成して芝のG1ウィナーを出すんだって話ではないようですし。

それなら正味、何を選択しても大差はないのかな。売却が前提とされる生産ですし、血統的な部分でもセールスをかけられたらいいですよね。5代血統表を美しく描くパターンです。

それならニアリークロスでしょう。ひと目見て分かるインパクトを重視したい。その上できれいな血統表を描くと。妙味ある配合というよりかは。

よーし、ザイーテンを連れてきましょう。

 

全体のバランスも大事にしたいわけですが、まぁ、Secretariatを連れてくるのはNGかな。HabitatだからStorm CatとかよりDanzigの方が格好が付きやすいでしょう。

それとルーラーシップで成功した血統ですからPrince Bioだとかの、ダイナカールな靭やかさも大事にしてあげたいですね。距離を伸ばすなら仏血統的に。

であると、ハービンジャーに近い感じになるのかな。ダートの方向で配合するようなのでアグネスタキオンがベターっぽい。かといって今どきにディープスカイということもないでしょうねぇ~。

方向性としては間違いなくDanzigでしょう。ザイーテンがどうとかってのもあるんですが、アイルハヴアナザーが「Danzig配合の見本市」みたいな血統なのです。これに逆らうには、いささか準備が足りないかな。

長期的にはその準備ってのも重ねて行くべきでしょうけれど、そういう目論見はないですよね。

 

「つまりはChief's Crownは使わんのだな?」って話なのですが、一応はマスターフェンサーという選択を挙げておきます。Charette≒ブルーラスター4×3が機能するかは微妙なラインですが。

結果表示|架空血統表|JBISサーチ(JBIS-Search)

ただ、まぁ、ハーツクライ直系種牡馬を良しとはしません。シヤダイフエザー的な部分でルーラーシップと成功したのがグレイシアブルーなわけなので、そこは尊重したいなぁって。

だからってダイナカールを連れてこいって話でもなく、まぁ、フレンチにダートを仕上げたいですよね。ハービンジャーっぽいというのはそういうことなんですよ。

 

フレンチにダートへ誘導してくれる種牡馬なんているんかいな・・・います。ロジユニヴァースさんです。

結果表示|架空血統表|JBISサーチ(JBIS-Search)

シンプルイズベストなGreen Desert≒Aurora4×4を含む父母相似配合。ただ、強いて言うならSwapsによるパワーを増幅する方向性で配合が固まっていた方が格好はついたかも。Flower Bowlがあるんで文句はないんですけれどもね。

この配合のイチオシは上記の通りにGreen Desert≒Aurora4×4なのですが、ここにForeign Courier≒Mr. Leader5×7の隠し味が入っていることにも注目。Green Desert持ち種牡馬×アイルハヴアナザー肌は結構刺さりそう。

結果表示|架空血統表|JBISサーチ(JBIS-Search)

これはビールジャント的取り組みとも言えますから、成功パターンは短距離かもしれません。それをいささかに緩和するのがサンデーサイレンス3×3でもあり、まぁ、マイル~中距離に収まるんじゃないかな。

Cape Cross・プリンセスオリビア・Distorted Humorがラヴォラーレと同じなので、極端に短距離志向な仕組みでもないでしょう。ダートですしね。

ベーカバドは靭やかすぎて・・・ね。ロジユニが安牌だと思います。

 

[fin]