砂時計のくびれた場所

競馬の血統について語るブログ

七夕賞 その4

No.4 というのは少しベッタベッタ過ぎてつまらない。

仕方なく その4 と王道を行くがこれもまたつまらない。

だが その四 だとか その肆 だとか、これはまた気取り過ぎな気がしてならない。

後は暴走族らしく当て字を入れるくらいしか思いつかない。

北海道の地名がほとんど当て字であることから悪くない選択かもしれないけれどまだ足りない。

理解してもらえるかどうかを考えなければ「HOTEL」が一番かもしれない。

その1→Love Song

その2→PRIDE

その3→Shining Dance

その4→HOTEL

といった感じ。その7まで行けば完璧だなっ!

・・・

で、七夕賞

今回は穴馬について考える。

穴馬、と言っても七夕賞においては本命の別称。

人気に関わらず「なんか飛んできたっ!や、やめてぇ」と叫ばせるような馬。

しかしこの馬とて一応規則性がございまして。

まず1着にかっ飛んでくる穴馬の場合、オッズ20未満が原則

例外が去年のアスカクリチャン。54.4の高配当+重賞競走でまさかの59万1030円の3連単を記録。

1番人気が絡んでいるにも関わらず、だ。

20.0~49.9から連対馬が2頭出ているが誤差の範囲内と見ていい。

誤差と言えば7歳以上の馬の活躍もそれだ。

1番~5番人気の7歳以上馬、12頭中1着と3着が1回ずつ。

6番~10番人気で16頭中2着が1回。

11番人気以降はゼロ。23頭中23頭複勝県外。

具体的にあげると・・・

2005年のトーセンダンディ、これが7歳馬8番人気で2着。

この馬は前年のオールカマーを快勝。天皇賞秋では15番人気ながら8着の好走。

まぁ、裏付けらしい裏付けのない馬だったが重賞競走には勝っているわけだな。

G1馬の叩き台で1着は意義ある1勝だ。

そんでその年の七夕賞は10頭立て。さらに上5頭が1桁オッズ、

それ以降も 11.6 12.0 12.7 とオッズが横並びで3頭が来てるんだから群雄割拠極まれりだ。

このケースは例外と言っていいだろう。

2006年のメイショウカイドウ、7歳3番人気、更にトップハンデ59.0kgで1着。

ハンデ量からも分かるが・・・重賞を4勝している強い馬だ。

この年の七夕賞が唯一の福島出走で同地の好走歴がない馬だったりするし、

重賞4勝は小倉であげていて、ローカル強者であればぶっつけでも通用するという根拠を作った。

データを混んがらせる面倒な馬だったりする。

最後に2009年のホッコーパドゥシャ、7歳2番人気3着。

福島民報杯で穴をあけ、エプソムカップから内田が騎乗、次戦七夕賞で3着・・・。

福島2000mOP戦で勝利している、という点しか見るべきところがない。

むしろ同じ7歳馬のシャドウゲイトの方が勝ちそうなもんだったが負けているんだよね。

中山金杯で重賞勝ち、シンガポールに遠征して国際G1を勝利。

以降はダート・芝、国内・海外、全て問わずにG1めぐりを敢行して悪くない成績。

でも2008年秋の前哨戦、オールカマーで大コケして福島記念に出走している。

それも負けてその年の秋冬は不振に終わり、春から田中勝春が騎乗。

大阪産経杯を10番人気6着、金鯱賞8番人気2着。しりあがりに調子を伸ばして七夕賞へ。

これがまた振るわない。3番人気に推されて7着に終わった。

その後も重賞を連対してるからピークが過ぎてるわけじゃないんだけども・・・。

話戻してホッコーパドゥシャ

鞍上が内田博幸だろ?

2009年と言えば内田大ブレイク、奇跡の年だよ。リーディングジョッキーだよ。

やっぱりジョッキーの力は大切なんだね。

・・・内田?内田・・・?

気のせいじゃなけりゃ内田って七夕賞で強いんじゃね?

2009年のホッコーパドゥシャで3着。

2012年のアスカクリチャンで1着。

機会が2回しかないとは言え好成績だ。

だけど今回の騎乗がエクスペディションだよ。どうしたらいいんだよ。

なんだか迷いを生む、辛い情報を得てしまった。

いっそのこと人気薄に乗ってくれればよかったのに。

それなら複勝1点買いの材料にできた。

ともかく7歳馬の話は以上。

穴馬ね。

馬齢の話に。

11番人気以降の穴馬なら5歳馬が絶対条件。

オッズ20以上の好走馬3頭は5歳だ。

反面、高人気馬の5歳馬には1着実績がない。

人気高ならば6歳馬だ。徹底的に強い。半端ない。

勝率、連対率ならば6歳馬有利だが複勝率となれば5歳6歳で並ぶ。

そして回収率は単勝複勝両方共5歳馬が圧倒している。

更に斤量の話に変わっていくが・・・

前走に比べて増える馬、つまり成績優良馬が圧倒的に有利。

増減なしがさっぱり来ない結果。(要検証

減っている馬がかなり走る。単勝回収率はプラスだ。

要検証、と書いたけれど結構そういうデータが多いね。

増減なし、てのも過去の成績と比べる必要があるし

高人気5歳馬の勝ちがないのも不思議な話。

ちょいと疲れてきたからここできる。

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